内容説明
飯田橋の狭いアパートの一室で見つかった中年男の絞殺死体。その傍らには、「タクサンノヒトガシヌ」という言葉とともに、ヨットの帆にも見える、奇妙な三角形の図形が描かれた便箋が、残されていた。大量殺人を予告する奇妙なダイイング・メッセージに、十津川警部と亀井刑事の捜査は難航する。その頃、川崎―木更津を結ぶ東京湾アクアラインの爆破を予告し、五億円を要求する電話が、日本道路公団に。そして、アクアラインの海底トンネルには白煙が充満し、トンネル内はパニック状態におちいった…。迫真の長編推理最新作。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京に生れる。1963年『歪んだ朝』でオール読物推理小説新人賞受賞。’65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を、’81年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受ける。’97年には、日本文芸家クラブ大賞特別賞を受賞している。2001年、神奈川県湯河原町に「西村京太郎記念館」がオープン。直筆原稿、著書、氏ゆかりの品々をはじめ、作品ゆかりの鉄道ジオラマも展示され、数多くのファンで賑わっている
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