内容説明
侯爵家の血を引く、天涯孤独の美少女サアラ。彼女は、身を寄せる遠縁の家の息子と婚約していたが、幽霊伯爵と呼ばれるコルドン伯爵の17人目の妻として嫁ぐことに!更に嫁ぎ先は、墓地に囲まれ夜な夜な幽霊が現れるという場所で!?妻に無関心な夫、何故かよそよそしい使用人達。けれど、サアラはのびのびと毎日を満喫し、逆に夫を翻弄して…!?美しく強かに、少女は恋と幸せをつかみ取る!小学館ライトノベル大賞ルルル賞&読者賞W受賞作デビュー。
著者等紹介
宮野美嘉[ミヤノミカ]
『幽霊伯爵の花嫁』で、第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞&読者賞をW受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
59
最初に三巻を読んで、サアラのぶっ飛び具合にびっくりして、一巻に戻りました。僅か三冊でこれだけ上手になるんだあ、と感動する様な、やや脇の甘さを感じさせるお話。でも、面白いんです。キスマークとかで所有を示すヒロインはいるだろうけど、意識的に噛みついちゃうのは初めて見ました。この人は私だけのもの、私はこの人だけのもの。そんな風に堂々と言い切って、あとは決して揺らがない。自覚して性格悪いし、その上捻じ曲がっていて、病んでいて、盲信的で、そしてきっと誰よりも純情で、臆病な、愛しいお嬢さん。そういうサアラが好きです。2012/06/17
まりもん
37
幽霊伯爵が最初は噂で酷い感じだったが、実際は無愛想な仮面をしているけど優しい人物だった。でも主人公のサアラがその伯爵の予想を上回る性格の為か振り回される具合が読んでいて面白かった。2011/12/05
ひめありす@灯れ松明の火
26
再読。意地汚くて腹黒くって性格悪くて若干病んでて口も悪くて凶暴で強かでザッツヤンデレな、でも美少女。というちょっとテンプレートから外れた主人公でも、初恋の命を救ってくれた王子様の所へお嫁に行って幸福に過ごしました、って言うハッピーエンドがちゃんと待っているじゃないですか!!お友達が幽霊というのはちょっと変だけれど。歌を歌ってもらってまとわりついてくる幽霊たちが、保母さんと園児の関係の様で面白い。それにしても、ここまで正論を吐いて過ごす少女小説の主人公って珍しいかも、と思います。何処にも揺らぎが無いのが凄い2012/08/09
ぐっち
23
会ったこともない幽霊伯爵に嫁ぐ天涯孤独ヒロイン、ってテンプレ設定かと思いきや、それぞれの性格や事件の真相がことごとくテンプレから外れていき、なかなか面白かったです。宮野美嘉さん3冊目なんですけど、惑わされない系ヒロインなかなか好きです。続きも読もうかな。2014/12/20
りゅうR
22
何度読んでも面白いシリーズ。こういう、辛い過去をもった女の子ががんばって(楽しんで)生きている話には弱いです。ジェイクも不器用すぎてかわいそうだし。御嫁にいった相手は幽霊を管理している幽霊伯爵、お嫁さんがきても幽霊に怯えて逃げてしまいます。でも、ヒロインサアラはだいじょうぶ。幽霊よりも怖いものを知っているから。私も本当にそう思います。シリーズを重ねるごとに二人の仲と信頼が深まります。2014/04/16




