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出版社内容情報
母と二人暮らしの16歳のジェルミ少年。その前に英国紳士が出現し少年の運命に軋みが…!? 人間の愛憎を鮮烈に描くサスペンス問題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
も
2
イアンとジェルミの関係性にも少しずつ変化が。熱く、そして冷たいキスがジェルミの心を抉る。少しずつ見えてくるサンドラの生前の姿が、さらにジェルミを締め付けるのがなんとも皮肉というか…。ジェルミはサンドラの幸せを思って我慢していたのに。萩尾先生のコメントを読んでちょっと想像してみたが、その手法で描かれていたなら全然違う感情でこの作品を読み進めていたんだろうなあと思った。全然ジェルミが違う風に見えたんだろうなあと。2014/11/15
ton
2
再読。ジェルミの心臓(心)にメスを入れるカバーイラストが印象的。イアンとジェルミの心理戦開始。「ジェルミがわからない」ひたすらジェルミに告白を迫るイアンの混乱。「誰にも知られたくない。全てを吐き出したい。」ジェルミの葛藤。周囲の冷静さと二人の混乱葛藤の温度差。「知っていたかもしれない。」サンドラの日記の彼女の別の顔にジェルミ驚愕。読者も驚愕。死してもなおジェルミを苦しめるグレッグとサンドラの存在。前にも書いたが、知らないって幸せ、だけど恐い。イアン頑張れ。2014/07/14
A.Sakurai
1
表紙イラストはジェミニの心臓をイアンが取り出すところ.ナイフとフォークを使っているので食べる行為を示唆する.だいぶ先になるが次作が「バルバラ異界」で,心臓を食べる話なのでつながりが見えるのがおもしろい.すでに構想があったのか.2013/11/30
をとめ
0
マンガ喫茶2016/08/26
ポチ
0
作者コメントにハッとさせられました。確かに…!2013/08/25