集英社新書<br> ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

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集英社新書
ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087210125
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

子供たちの独立国家は、本当に実現するのか? 竹島問題、憲法改正、象徴天皇制などのアクチュアルなテーマを、架空の小学校を舞台に平易な言葉で論じた小説的社会批評。

内容説明

子供たちの独立国家は、本当に実現するのか?そこで浮き彫りになる、日本の現在(いま)とは?本書は、竹島問題、憲法改正、象徴天皇制などのアクチュアルなテーマを、架空の小学校を舞台に平易な言葉で論じる、一八世紀以前にヴォルテールやルソーなどが得意とした「小説的社会批評」だ。謎の園長・ハラさんが経営する小学校に通う、主人公の小学生「ぼく(ランちゃん)」とその仲間たちは、知性と個性に彩られた不思議な大人たちに見守られながら、少しずつ自分たちの「くに」を創り始める。

目次

いろんなことを最初に書かなきゃならない
「くに」ってつくれるんだ
最初に「こっき」をつくってみることにした
ぼくたちの学校
ぼくには得意ワザがない
肝太先生
肝太先生のおはなし
ぼくの家の「憲法」たちのこと、そして理想先生のこともちょっと
「憲法」の中にいる悲しいひと
キヨミヤくんのこと〔ほか〕

著者等紹介

高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
小説家。1951年生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で第四回群像新人長篇小説賞優秀作を受賞しデビュー。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第一回三島由紀夫賞、2002年、『日本文学盛衰史』で第一三回伊藤整文学賞、12年、『さよならクリストファー・ロビン』で第四八回谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

60
なんとなくだけど、この物語は高橋先生のなかから自然と出てきたもののように感じられた。2018/05/14

万葉語り

42
小学生がくにを創る。領土も軍隊も必要ないが、国旗や憲法は必要。どう創っていくのかを周りの大人に聞きながら自分で考えることが大切なのだと説かれる。憲法が憲法であるためには、手入れをすることが必要。自由や権利は行使することで守られる。アイちゃんの正体は祭祀を司る家の長女ということはあの人。若者が自分のために、くにのために学び続け、過去の偉人の声に耳を傾けることの必要性をわかりやすく説いていたと思う。2018-662018/03/18

阿部義彦

27
易しい言葉で書かれた大人の寓話。 ヌートピアと言う国には思わずニヤリです。森の中に住むかの一族、ランちゃんのお母さんは昔はやんちゃしてたらしい。お父さんは小説家。キャラメルの箱を呉れる半裸のオッサンは何とクマちゃんだったのね。などなど、SNSまで取り込んで皆が自由に語り合える不思議な学校。それに比べて今の日本の国体はどうしようも無く腐っていて、恥ずかしい限りです。厚顔無恥の恥さらし!世界に恥を晒してる自覚がない往生際の悪い人間のクズ内閣よ!思いだすだに腹が立つ!2018/04/19

梅ちゃん

23
2018.03.15 (私にとって)この本はいい!好き!小学生のランちゃんとその仲間が「くに」を作ることに決めた。「くに」とはどんなものか意見を出し合って考えていく。いろんなテーマを含めて話が進む。作者の高橋源一郎は初めて読むけど、他の作品にもはまってみたくなった。図書館で借りた本なんで、自分で買って手元に置いておこうっと。2018/03/15

まめ@暫くイン率落ちます

19
この本は国という概念ではなく「くに」を作っていこうという事から始まります。どういうことかと言うと「くに」と平仮名で誰でも読めて国境を無くし世界みんな仲良くしましょうという本です。個人的には理想の範囲かなと。実際には其々の国の歴史観や民族思想、宗教問題などあります。それをどの様にして払拭していくのでしょうか。とても難しいと思いますが本としては良本かと感じました。2018/01/02

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