出版社内容情報
漢方薬は西洋薬と同じように科学的なエビデンスに基づいて処方可能だ。本書ではその有効性を現代薬理学によって解説。また「痛み」に特化して、腰痛や頭痛など様々な痛みの症状別に処方を紹介する。
井齋 偉矢[イサイヒデヤ]
内容説明
日本国内で出されている処方せん総数のうちで、漢方薬が占める割合はわずか2%程度である。その理由は「科学的根拠が不明確」というものだ。しかし、漢方薬も西洋薬と同じように科学的なエビデンスに基づく処方が可能である。著者はそれを「サイエンス漢方処方」と名づけ、薬剤としての特性や有効性を現代薬理学に拠って解説する。また、本書では、多くの現代人の悩みである「痛み」に特化し、腰痛や頭痛、歯痛など、様々な痛みの症状別に処方を紹介する
目次
第1章 漢方薬の薬剤としての正統性
第2章 漢方薬と西洋薬は構造と作用が違う
第3章 「サイエンス漢方処方」とは何か
第4章 痛みと鎮痛薬の正体
第5章 漢方薬を使った痛み治療の実際
第6章 ここが知りたい漢方薬Q&A
著者等紹介
井齋偉矢[イサイヒデヤ]
1950年、北海道生まれ。北海道大学医学部卒業後、同大学医学部第一外科に入局。専門は消化器外科、肝臓移植外科で日本外科学会認定登録医。1988年から三年間オーストラリアで肝臓移植の臨床に携わる。帰国後独学で漢方治療を本格的に始める。日本東洋医学会認定専門医・指導医。2012年にサイエンス漢方処方研究会を設立し理事長を務める。医療法人静仁会静仁会静内病院(総合診療科)院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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