出版社内容情報
100歳を過ぎた今も世界的に活動する美術家・篠田桃紅。長生きするにはどうすればいいか、いつまでも“現役"かつ“第一線"で活躍し続けるには何が必要か?など、示唆に富むアドバイスが満載!
内容説明
百歳を過ぎた今も現役で活動を続ける美術家・篠田桃紅。墨や金箔などで構成する大胆な抽象画は、海外からも高い評価を得る。女学校を卒業したら、その多くがお見合い結婚する時代に、「くじびきみたいな結婚なんて、とんでもない」と独身を貫き、戦後、まだ海外へ行く人がほとんどいない時期に、単身ニューヨークへ渡って個展を開くなど、その行動は前例のないことばかり。「常識の世界に生きなかったから長生きできた」、「人生というものをトシで決めたことはない」と断言する著者が、年齢に関係なく、いつまでも第一線で活躍するための秘訣を語る。
目次
第1話 常識の世界に生きなかったから、長生きできた
第2話 苦労なんかしてないわね。したいこと、してるだけ
第3話 人間としてやることはもう全部やっちゃったみたい
第4話 人生というものをトシで決めたことはない
第5話 “美”とは、相反する両極を持つこと。そこに一切がある
第6話 人生の予測は立てられない。すべてなりゆきまかせ
著者等紹介
篠田桃紅[シノダトウコウ]
美術家。1913年3月28日、旧満州・大連生まれ。五歳の頃から父に書の手ほどきを受け、桃紅という雅号が付けられた。墨を用いた抽象表現という新たな芸術を切り拓き注目を集め、1956年、単身ニューヨークへ渡り、個展を開いて絶賛を受ける。作品は国内だけでなく海外の美術館にも多数、所蔵されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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