集英社新書ヴィジュアル版
ウィーン楽友協会 二〇〇年の輝き

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087207187
  • NDC分類 760.6
  • Cコード C0273

出版社内容情報

「音楽の都」ウィーンを作り上げてきた楽友協会。この輝かしい200年の歴史を協会所蔵の貴重な資料─モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなどの直筆楽譜、手紙など─100点とともに紹介!

内容説明

「音楽の都」として知られるウィーン。その名を世界中に轟かせるのに、もっとも重要な役割を果たしたのはなにか?それは宮廷でも貴族でもなく、市民社会のなかから誕生したウィーン楽友協会だ。クラシック音楽を市民のものとして育て上げ、音楽の喜びを彼らに伝えたのだ。ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、マーラーといった有名音楽家でさえ、もしも楽友協会がなければ、現在のような名声を残せたかどうか。この楽友協会の輝ける歩みを、資料館所蔵の貴重な資料図版一〇〇点とともに紹介。資料館館長・副館長による日本のクラシック愛好家のための書き下ろし!

目次

第1章 ウィーン楽友協会とは何か?―その歴史を振り返る
第2章 楽友協会と演奏会
第3章 楽友協会音楽院
第4章 ウィーン楽友協会資料館

著者等紹介

ビーバ,オットー[ビーバ,オットー] [Biba,Otto]
ウィーン楽友協会資料館館長。ウィーン大学にて音楽学の博士号を取得。2010年、日本政府より旭日小綬章を受章

フックス,イングリード[フックス,イングリード] [Fuchs,Ingrid]
ウィーン楽友協会資料館副館長。ウィーン大学にて音楽学の博士号を取得。オーストリア学術アカデミーを経て、副館長に

小宮正安[コミヤマサヤス]
横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

25
音楽文化の発展も、市民が最初。それで楽友協会。2021/06/18

くらぴい

3
19世紀半ばのウィーン・フィルの成立とブラームス・マーラーの全盛期、そして戦間期とウィーン音楽院の解散と音大の誕生、ヨハン・シュトラウスに関する元日のイベントの継続と楽友協会は今なお輝いています。2014/11/11

どら猫さとっち

2
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの前に読了。音楽の都ウィーンには、楽友協会があったから成立したといえる。楽友協会の歴史から、所蔵するお宝まで、ビジュアルで見られるのもうれしい。クラシック愛好家のみならず、興味がある方も楽しめるのがいい。2014/01/01

Decoy

1
「日本のクラシック愛好家のための書き下ろし」ですか…。日本語訳がいま一つ。もしかしたら、原文のニュアンスに忠実なのかもしれないが。2014/01/22

きよりん

0
また時間が経ってから読みます。2017/10/30

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