出版社内容情報
ホームレスの老人からノウハウを学び、予算3万円足らずで建てた「移動できる家=モバイルハウス」。この小さな空間から、土地とは何か、住まいとは何かなど、様々な思考をめぐらす社会実験の記録。
内容説明
路上生活者の老人から啓示を受け、ノウハウを学んだ著者は、予算三万円足らずで「移動できる家=モバイルハウス」をつくりあげた。およそ二畳間大のモバイルハウスは、思いのほか、快適な空間だった。そして、土地とは何か、家とは何か、住むとはどういう営みなのか…等々、根源的な思考をうながしてきた。それは、小さいけれど壮大な、社会実験の装置だったのである。前著『独立国家のつくりかた』で提示された「一人で国をつくる」という思想は、「一人で家をつくる」という実践から生まれた。著者の原点を余すところなく開示する、痛快なドキュメント。
目次
実験の始まり
土地は一体誰のものか
モバイルハウスは家か、車か?
自力で家を建てるということ
多摩川文明を訪ねる
モバイルハウスをつくる
インフラを整える
駐車場を借りる
東日本大震災とモバイルハウス
モバイルハウスでの生活
一つ屋根の下の都市生活
モバイルハウスヴィレッジ計画
新しい土地の使い方を考える
家とは何か
著者等紹介
坂口恭平[サカグチキョウヘイ]
1978年熊本県生まれ。作家、建築家、絵描き、踊り手、歌い手。早稲田大学理工学部建築学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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阿呆った(旧・ことうら)
ケー
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
ふろんた2.0
あまね