集英社新書<br> 司馬遼太郎の幻想ロマン

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集英社新書
司馬遼太郎の幻想ロマン

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  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087206388
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「幻想小説家」としての司馬遼太郎
歴史小説家・司馬遼太郎の真髄は実は幻想小説にある。『ペルシャの幻術師』など初期の作品群には幻想小説家としての才能が結実している。司馬の内面に秘められたもうひとつの作家性を考察する。

内容説明

『坂の上の雲』『竜馬がゆく』など大衆的な歴史小説家としての司馬遼太郎はよく知られているところ。また、独特の史観で書かれた数々の評論、随筆も物故後の今も多くの読者を得ている。だが、初期の作品群『ペルシャの幻術師』『戈壁の匈奴』等を読むと、司馬は卓越した幻想小説家であったことがわかる。大衆歴史小説家のイメージとは異なる、司馬のもう一つの作家性に秘められたものとは何だったのか。本書は、司馬遼太郎が遺した爛熟の幻想世界の秘密に初めて迫る評論である。

目次

第1章 司馬遼太郎の人と文学の原風景・竹内街道(大道)
第2章 “辺境史観”によって、遠い祖先のルーツをさぐる
第3章 幻想小説(1)―雑密(雑部密教)と役行者
第4章 幻想小説(2)―純密の世界と雑密の世界を映し出す司馬文学の真骨頂
第5章 幻想小説(3)―山伏、忍者、幻術師の関連
第6章 幻想小説(4)―散楽雑伎(戯)と幻想小説のおもしろさ

著者等紹介

磯貝勝太郎[イソガイカツタロウ]
1935年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。文芸評論家。83年、長年の大衆文学評論の業績から第十八回長谷川伸賞、2001年には著作『司馬遼太郎の風音』(日本放送出版協会)で第十四回尾崎秀樹記念大衆文学研究賞(評論・伝記部門)受賞。08年、さいたま市文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kino

0
幕末や戦国の、歴史資料を元にした小説の印象が強いけど古代宗教ものにも情熱が強かったのだな。2012/09/22

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