集英社新書<br> 無の道を生きる―禅の辻説法

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集英社新書
無の道を生きる―禅の辻説法

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087204599
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0215

出版社内容情報

旧大名家出身で、学歴は小卒。数奇な人生の中で、禅の心と共に培ってきた正味の生き方──。京都仏教界のトップとして行動し、人を動かしてきた禅僧がその極意を明かす。

内容説明

人間本来無一物。いちど死に切って楽になれ。正真正銘の「正味」の生き方の真髄を異色の名僧が語る。京都仏教会を束ね、物言う禅僧として世界レベルで行動し、伊藤若冲の「動植綵絵」展などを催した承天閣美術館の館長としても名高い著者が、その数奇な人生の中で禅の心と共に培ってきた正味の生き方。そこには、現代の迷う心を解き放つ知恵が満ちている。覚えておきたい禅語・仏教用語解説つき。

目次

第1章 禅って、なんやろ?(そもそも禅とは?;体験こそが、唯一の禅の道 ほか)
第2章 人を育てる(何よりもつらかった孤独;人の上に立つ人間は、人々のために全力を尽くす責務がある ほか)
第3章 人を動かす(「やり方」さえ知っていれば、ものごとはおのずから動く;黙って成り行きを見つめていれば、落としどころは見えてくる ほか)
第4章 文化を育てる(花街は京都が誇るべき文化である;何百年先の未来に、この文化を残すためにすべきこと ほか)
第5章 生きること、死ぬこと(臘八大接心の苦行を乗り越えると、まったく新しい世界が開ける;乗り越える醍醐味は、一度知るとやみつきになる ほか)

著者等紹介

有馬頼底[アリマライテイ]
1933年東京生まれ。臨済宗相国寺派七代管長。大本山相国寺・鹿苑寺金閣・慈照寺銀閣住職。京都仏教会理事長。八歳で大分県岳林寺に入門、55年京都臨済宗相国寺僧堂入門。久留米藩主有馬家の子孫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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テツ

16
諸行無常ということを言葉だけではなく真から自分に馴染ませて生きていくこと。生きていく上での多少の浮き沈みも幸福も不幸もあっという間に過ぎ去っていく。自分自身も世界も全ては流転し一瞬たりとも止まることはない。ならばその一瞬に拘り続けることにどんな意味があるんだろうか。変わり続ける外部世界に目を向けて一喜一憂右往左往するばかりではなく、自分の内面に深く深く沈み込み掘り下げて日々を生きていくということは穏やかさを与えてくれてきっと救いになる。全ては苦しみに満ち満ちた生を楽にするためのテクニック。偉大な発明だ。2020/05/08

ひめぴょん

7
著者は臨済宗相国寺派管長をされていて、数奇な人生の中で自分で勉強し経験したことを元に積極的に活動されている様子が伝わってきます。平易な言葉で分かりやすく、それでいて多くの経験に裏打ちされた含蓄のある内容があります。そうした境地に近づきたいと思いつつ読みました。自分自身の中から出てくるどうしようもない悲しみに対しても。健全な心をもっていれば、抜け出す方法を自分の力で見つけられる。美しさを発見する喜びが助けになる。人間が生きていくうえで何が重要かを徹底的に教える。今何が必要で、どう行動すべきか明確に指示するこ2021/05/12

大先生

4
少し禅が分かった気がします。人間は「本来無一物」、何も持たず無の状態で生まれて来て、そして、何も持たず死んでいく。だから、その間のことに執着する必要はなく、自由なのだと。比較的有名な話ですが、雲門文偃禅師のコトバは面白いですね。お釈迦様は生まれてすぐに天上天下唯我独尊と言ったらしいかど、私がその場に居合わせていたら、叩き殺して犬に食わせてたであろうよって…他の宗教ではあり得ない話ですが、禅って本当に自由ですね。2020/05/23

Michi

4
生きていくことが修行なのだとつくづく思う。死を恐れなくなるなんて今の私には、とても考えられない。2017/08/14

Yasushi I

3
禅の心を分かりやすく書きながら、生きていく日々での気持ちの持ち方、考え方を教えてくれる。関西弁で軽快な文体も読みやすさを助けてくれている。全ては無だと悟ること、すなわち生きながらにして死に切ること。凡夫の私にはたどり着けそうもない境地だが、努力しなくてはと思い立たせてくれる良本。2019/03/26

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