内容説明
中国・唐代、二郎・七娘・小妹の幼なじみ3人は、桃林で10年ぶりに再会した。―ふと気づくと、二郎は36歳で、混乱の宮中にあり、清風(七娘)という少女を引き取っていた。それから11年後、洛陽に左遷された二郎は、11歳の小妹を養女としていた。七娘は娘子軍武術師範の女丈夫で、ともに権力争いに巻き込まれていた。さらに10年が過ぎた。清風・弄玉(小妹)・応祥(二郎)はようやく巡りあい、危機からの脱出を決意する。壮大なスケールで展開する中国時代小説。
著者等紹介
森福都[モリフクミヤコ]
1963年山口県生まれ。広島大学医学部総合薬学科卒業。1996年『薔薇の妙薬』で第2回講談社ホワイトハート大賞優秀賞、『長安牡丹花異聞』で第3回松本清張賞を受賞。中国時代ミステリーから現代推理小説まで幅広いジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スケキヨ
15
中国のファンタジー三短編。中国って「胡蝶の夢」とか、眠ってみる夢を「唯の夢」なのか「夢じつは現実」とかの考えが主流なのかしらん?と思いました。日本での「輪廻観」とまた違った味わいでした。中国独特の後宮の様子や、血を流すのも辞さないドロドロの勢力争いが久々に堪能できて楽しかったです。2011/03/26
eriko*
13
チャイニーズ・ファンタジー。良い雰囲気で、ワクワクする楽しさもあるのですが、未消化な感じも。史実が元になってるのかな?中国史の知識があればもっと消化できる?2016/10/14
inarix
7
二郎、七娘、そして小妹。彼らは幼い頃、ともに遊んだ幼馴染であった。しかし今は互いに離れ離れとなり、それぞれの場所で不遇をかこつ日々を過ごしていたはずだった。そんな彼らが不思議な獣たちによって桃林に導かれて再会。夢の中へと落ちてゆく。夢の中とは唐代・武則天の御世。そして彼らは陰謀渦巻く宮中にて、実に30年の歳月を過ごすことに。夢が夢を呼ぶ、不思議な余韻を残す中華ファンタジー&ミステリ。どんな難局も3人でなら乗り越えられる。しかし本当はどちらが夢で、どちらが現の、そして、誰が願う人生だったのだろう? 2015/07/16
よっち
6
桃林で再会した幼馴染3人が、そこで見る夢の中で後宮を舞台に別の人生を歩む、中国歴史ファンタジー。夢の中でも強い縁で結ばれた3人がそれぞれ主人公をつとめる短編集ですが、すべてがつながる壮大な長編でもあります。森福さんの後宮物語はハズレなし、どれもおもしろいですね。2012/11/13
星落秋風五丈原
3
中国・唐代、二郎・七娘・小妹の幼なじみ3人は、桃林で10年ぶりに再会した。ふと気づくと、二郎は36歳で、混乱の宮中にあり、清風(七娘)という少女を引き取っていた。それから11年後、洛陽に左遷された二郎は、11歳の小妹を養女としていた。七娘は娘子軍武術師範の女丈夫で、ともに権力争いに巻き込まれていた。さらに10年が過ぎた。清風・弄玉(小妹)・応祥(二郎)はようやく巡りあい、危機からの脱出を決意する。壮大なスケールで展開する中国時代小説。2007/11/12




