内容説明
ブラック金融会社を逃げ出した新町さくら。とあるきっかけでコーヒー会社・ドリームコーヒーに入社するが、彼女がはじめて知ったコーヒー業界は「ビジネス戦略」の宝庫だった!外資系のスタバ、異業種のセブン、マクドナルド、ドトールの価格競争、最大手ネスレのイノベーションなど超強力ライバルを相手に、さくらとドリームコーヒーはどう生き残るのか!?コーヒーから「最新ビジネス戦略」がすべてわかる!
目次
1杯目 ドトールの本当の勝因は「低価格戦略」ではない―ブルーオーシャン戦略を実現する4つのアクション
2杯目 「邪道」と言われた缶コーヒーでUCCが成功した理由―アンケートでは顧客のニーズはわからない
3杯目 マクドナルドがプレミアムローストで目指したもの―商品はポートフォリオで考える
4杯目 「コーヒーの香り」を失ったスタバが考え続けたこと―経営合理化と業績悪化のパラドクス
5杯目 ネスレはなぜコーヒーマシンを無償で提供するのか?―継続的に収益を生むための「ジレットモデル」
6杯目 5度目の正直で大ヒットしたセブンカフェ―顧客の課題より先に自社の強みを見極める
7杯目 「コーヒー界のアップル」ブルーボトルの第3の波―オープン&シェアの文化がつくる新しい市場
8杯目 お客はカフェの「何に」お金を払うのか?―新規事業の製品設計は3つのレベルで考える
9杯目 サスティナブルでないコーヒーは生き残れない―企業の社会貢献とマーケティング3・0
10杯目 スタバが広告費をほとんどかけない理由とは?―顧客との絆を強化するブランドスパークス
著者等紹介
永井孝尚[ナガイタカヒサ]
オフィス永井代表。1984年に慶應義塾大学工学部卒業後、日本アイ・ビー・エム入社。IBM大和研究所の製品プランナー、製品開発マネージャーも兼任し3年間で多くの大規模プロジェクトを獲得する。1998年よりマーケティングマネージャーとしてCRMソリューションの戦略策定・実施を担当。同社ソフトウェア事業で事業戦略担当後、人材育成責任者。2013年に30年間勤務した日本アイ・ビー・エムを退職。オフィス永井を設立し、マーケティング・戦略などの講演・研修を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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