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ほうらいの海翡翠―西原無量のレリック・ファイル

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041100387
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

天才的な遺跡(レリック)発掘師・無量の事件が幕を開ける!

西原無量は天才的な若き遺跡発掘師。上秦古墳での発掘調査中、文化庁職員の幼なじみ・忍と再会するが、数日後、発掘を取りしきっていた三村教授が死体で発見される。この事件を、無量は解き明かすことができるのか?

内容説明

西原無量は、天才的な若き遺物発掘師。上秦古墳での発掘調査中、文化庁のエリート職員となっていた幼なじみの相良忍と約十年ぶりに再会するが、その夜、発掘を主導していた三村教授が死体で発見される。その死には、上秦古墳から無量が発見した“蓬莱の海翡翠”と呼ばれる緑色琥珀が、大きくかかわっているらしい。しかも忍らしき男が、その殺害現場から立ち去るところを目撃されていて―。

著者等紹介

桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

50
《図書館》西原無量シリーズ一作目!考古学については無知なので良くわからなかったけどストーリーは面白かった。シリーズ追いかけまーす。2015/03/21

Norico

43
トレジャーディガー、宝物発掘師とよばれる無量くんと、発掘者の派遣会社の社員の永倉萌絵ちゃんが、遺跡の発掘現場で巻き込まれる事件の謎を解いていく。唐の皇帝も求めた不老不死の妙薬があるという蓬莱国の謎なんかもからんだりと、なかなか面白かった。なんでそこで疑わずについてっちゃうの?とか、萌絵ちゃんにちょっといらつく場面もありましたが…。意外な特技もあるし今後に期待という感じでしょうか。忍くんがこれからどうなるのか気になるし、次作もよんでみます2015/06/21

あかは

35
いやー、いつになったら読み終わるのか、とまるでこの本の題材の遺跡発掘のように地道に読ませて頂きました。ちょっとかたいな~と感じましたが、続きがあるなら読んでみたいと思える位には西原無量は魅力的でした。ミラージュ以外での桑原さんの本を読むのは初めてなので新鮮でした。2015/06/13

そのぼん

35
ミステリー・・・だけど、考古学の描写の方が気になる不思議な作品でした。考古学はあんまり(というか全く)詳しくないので読みながら『へぇ、そうなんだ、難しいもんだなぁ・・・』っていうリアクションしか出来なかったので悲しかったです。こういうジャンルに詳しい方は楽しめる作品かも知れませんね。2012/10/26

藤月はな(灯れ松明の火)

25
没入型ばかり、読んできたので離れて読める桑本作品が新鮮でした。鬼の手というとぬーべーを思い出しますがこちらはどうやら物に堆積した思いや意志を読み取れるようです。考古学については人類文化学基礎論や考古学概論の授業で習ったこともありましたが机上ではなく、実践が必要とされるのだと一法師全シリーズでも感じたことを改めて認識しました。しかし、色々、ツッコミ所も多くて桑本節や他作品とのリンクしやすい言葉もあり、ちょっと大変でした^^;2012/06/29

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