• ポイントキャンペーン

1冊でわかる
1冊でわかるギリシャ・ローマの戦争

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 180,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000268868
  • NDC分類 231
  • Cコード C0331

内容説明

古代ギリシャ・ローマにおいて戦争はつねに社会・文化の中心を占め、人々の意識の中でも思考の枠組み、他者認識の基盤として機能していた。ギリシャ・ローマ人は戦争をどのようなものとして捉えていたのか?また、古代に始まるという「戦争の西洋的流儀」なるものは存在するのか?戦術や武器・戦闘方法、兵士の心理などにも触れながら、古代の文献だけでなく図像や考古資料も駆使して、古代ギリシャ・ローマの人々の心性と世界観を解き明かそうとする意欲的な古代史入門。

目次

1 「予の命令一下、地獄の入口を全開せよ」―戦争の西洋的流儀?
2 思考の中の戦争
3 戦争と社会
4 戦争についての思考
5 戦略
6 戦闘
7 「負け時を知ればいものを」―戦争の西洋的流儀の再創造

著者等紹介

サイドボトム,ハリー[サイドボトム,ハリー][Sidebottom,Harry]
古代ギリシャ・ローマ史。イギリス、オックスフォード大学、ウォーリック大学で教鞭をとる

吉村忠典[ヨシムラタダスケ]
1925年生。ローマ史。横浜国立大学名誉教授

澤田典子[サワダノリコ]
1967年生。古代ギリシャ・マケドニア史。静岡大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケニオミ

9
他に読む本がなかったため、本来なら挫折するところ、最後まで読んでしまった本です。自分の理解が足りないのか、内容が面白くないのか、内容がないのか、ほとんど頭に残っていません。自分にとっては、ただ単に時間を浪費した稀にみる本でした。2017/09/19

遊未

3
わかりにくい本。では、どうわかりにくいのか?西洋(ヨーロッパ)で前提になっているような心性とか背景があって、その上に立っているけれど、日本人が読むと立つ基盤が無いというか・・・それに「グラディエータ」は映画として面白いかどうかは別として、(成功はしているけど)歴史的にそこまで評価の高い映画だったのか?意外だった。とにかくわからない。 2014/05/04

すがし

3
「古代のイギリス」を読んだ時にも思ったが、このシリーズはなんだか「わかりにくい」。今回その理由がちょっとわかった。この本は、本文にまったく言及されていないハンソンの「西洋的戦争の流儀」への反論なのだということが巻末の訳者解説でわかった。それじゃあわかりにくいわけだ。だってそんな論文の存在さえ自分は知らなかったもの。このシリーズは「1冊でわかる」と銘打ってるけど、どうにも看板に偽りあり。内容のレベルは高いし訳も悪くない。が、これはどう考えたって「一冊でわかる」ような類のモンじゃない。2012/11/29

陽香

1
200603282016/02/22

石臼

1
ギリシャ流、ローマ流の戦闘技法や流儀があったなどと考えるのは、歴史家の解釈でしかないとばっさり切り捨てる。2014/07/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/34104
  • ご注意事項