きみがアリスで、ぼくがピーター・パンだったころ―おとなが読むファンタジー・ガイド

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901491082
  • NDC分類 909
  • Cコード C0098

内容説明

『アンデルセン童話』に秘められた真の愛とは?『不思議の国のアリス』はボケとツッコミのかけあい漫才?『指輪物語』の映画化がむずかしい理由、『ハリー・ポッター』はどうして売れたのか?おかしなおかしなファンタジー読本。

目次

グリム童話集―童話はほんとうはエロ・グロ・ナンセンス
アンデルセン童話集―コンプレックスが生み出した哀切の童話
アラビアン・ナイト―東洋の奇書『千一夜物語』は西洋人が作った?
ヴィクトリア朝妖精物語―教訓から娯楽へとコペルニクス的転換をはたした童話
「パンチ」派とラファエル前派の絵師たち―ファンタジー小説を彩った美しい挿絵の数々
不思議の国のアリス―超過激なボケとツッコミのかけあい漫才?
ピーター・パン―ほんとうは怖い永遠の子ども
オズの魔法使い―アメリカン・ファンタジーはここからはじまった
砂の妖精/ナルニア国ものがたり―エデリデイ・マジックってなに?
指輪物語―狂気と紙ひとえの才能が生み出した別世界
ゲド戦記―『指輪物語』の影響下に誕生した傑作
はてしない物語―ファンタジー?基本的にそいつは遊びだね
ハリー・ポッター―ついに日本でもファンタジー・ブーム到来!といってよろこんでいいのか?
モダン・ファンタジー・ベスト20

著者等紹介

風間賢二[カザマケンジ]
1953年東京生まれ。幻想文学研究家。『ホラー小説大全』(角川ホラー文庫)で第51回日本推理作家協会賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

袖崎いたる

6
風間賢二さん、もっと自著だしてくれねぇかなぁ。この本はファンタジー紹介の本。最後のブックガイドはさすがの目利き。ニヤリとさせられる。2019/11/14

autumn

2
何となく伝聞で聞いたことがるようなことを、目の前に曝されてしまいました。あまり知りたくないようなことも多々ありましたが、そんなに小難しく解説してる訳ではないのであっさり読めます。むしろ引っかかりを覚えずに、コロコロと笑って読み飛ばすぐらいが良いと思います。私が一番興味深く読んだのは、挿絵のお話し。装丁は、ファンタジー小説の重大な要素であるけれど、余り背景的なことは知らないなと。ファンタジーブームが下火になりつつあるので、天邪鬼的に古典ファンタジーを再読してみようかな。2011/02/24

UisAaan

1
小学生のときから気になってた本だったんだけど、ふーん(´-ω-`)って感じでおわってしまった2012/06/03

0
タイトルが良すぎる…(´д`)2015/05/22

半村人

0
意外とファンタジーって、映像化されたもので理解した気になってしまって、ちゃんと読んでなかったなぁと実感。今の年で読んだらちょっと新鮮かもと思いました(笑)2014/06/07

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