- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
死ぬってなに?神さまはどこにいるの?病の名も、その死さえも告げずに逝った11才の少年モッテン。彼のもとにはノルウェーじゅうの子供たちから手紙が寄せられた。ノルウェーで静かな感動を呼んだベストセラー・ノンフィクション。
著者等紹介
デーヴォル,シーモン・フレム[Devold,Simon Flem]
1929年生まれ。記者であり、作家である。クラリネット奏者として有名であり、絵も描く。1982年アフテンポステン紙発行の〈Aマガジン〉に、子どもたちのおしゃべり欄「なんでも話そう」コーナーをつくる。1993年以降「なんでも話そう」は、アフテンポステン紙の土曜版に載ることになる。著書に『どうなっちゃうの?』(1991)、『ぼくは世界にひとりだけ』(1992)がある。2000年には、子どもたちのために貢献した人に贈られるチューリップ賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moe
3
少年モッテンは、病で死の床にいます。作者は新聞の子どものための投稿コーナーを担当していてモッテンの手紙を受け取るところからはじまります。 モッテンの文章にたくさんの人が手紙をくれるのですが、それについてのモッテンと作者の臨場感のあるやりとりがとても良いです。 この本の良いところは①ノンフィクションであること、②大人の偽善的な気持ちを退けていること、③作者がありのままを著していること。 モッテンの病因や死については何も書かれていません。後日譚はなし。潔いです。2018/11/12
086
0
留学中に読了。