内容説明
三〇年の時が流れ、時代を、気分を遠雷のように照らし出す、浅川マキ初のエッセイ集。
目次
春のはじめは 二〇〇三年
ビリーなら今頃どっかの港町
あの娘がくれたブルース
ちょっと長い関係のブルース
そんなこんなで、日記
こんな風に過ぎて行くのなら
憂愁・神宮球場
映画と出逢う日々
ネオン輝く日々
Mid‐Channel〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マコ
6
たぶんこの人は、自分の根源的な部分は誰にも理解されないということを、それに対して何も感じないくらいに自然なことだと思っているんだろうな。浅川マキを知ったのは、亡くなったときのYahoo!ニュースだったと思う。森田童子を思わせる雰囲気にびびっときた。最近になってちあきなおみの朝日楼をよく聞くようになってから特に気になっていた。ギタリストの萩原さんの話が良かった。2020/09/05
Muromi
2
この本を読めば彼女に近づけると思ったけど、そう簡単には行かせてくれないみたい。今月末に再販されるDVDを心待ちにしている。2020/09/15
ぱーぷる・ばんぶー
0
70年代から2003年までに雑誌等に掲載された浅川マキさんのエッセイを編集したもの。マキさんの周囲にいたミュージシャンやプロデューサーの話など興味深い。2010/01/27