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内容説明
どうもここのところ、俺はついてないんじゃないだろうか。貸した金は相変らず返ってこないし、弟子は生意気だし、クリーオウはワガママだし、あげくのはては殺し屋には襲われるし―俺を襲ってきたのは魔術士殺しとして知られる女殺し屋だ。まあ、どうせ、金融業の元締めあたりが、自分の縄張りで好き勝手に営業しているモグリの金貸し(俺のことだ)を目障りに思い、見せしめにするために始末を依頼した―てなところだろう。しかし、ちっとも儲かってない商売が原因で命を狙われるというのは、どう考えても割りに合わねぇぞ。大好評、書き下ろしハイブリッド・ファンタジー第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりお
38
今回オーフェン御一行は、かつて牙の塔にあた魔術師が生きていた町へ。トラブル兄弟もご一緒。頻繁に起きる亡霊騒ぎ、命狙われるオーフェン。相棒として力不足を感じるクリーオウ、元気一杯のせいかそう悲壮感は感じないが。2017/12/30
せいや
4
★★★☆☆ 初めてクリーオウのことをちょっと可愛いと思ったかも。2016/10/02
Y
3
なんか久しぶり(?)にオーフェン読んだ気がするけど、やっぱ面白いね〜 1つ難点があるとすれば、改訂する前のファンタジア文庫版を読んでるからか今読んでるのが何巻なのか把握し辛いところかな2023/07/17
Radwynn
3
少しずつオーフェンの過去がチラつき始める。『我が〜獣』ではかつての仲間に「強くなった」って言わしめてるのに、自分では「弱くなってる」って言うオーフェン。そういう自己批判が自分で自分の首絞めてるっぽいよね、彼って。2017/01/18
ぶらうんきゃっと
2
再読。ヒリエッタの「傷痕は、あなたが消してくれるんでしょう?」に、うわあっとなった。ここで終わっていれば大人な余韻が残る良い話だったのに・・・。エピローグのドタバタがやっぱり、安定のオーフェンクオリティ(笑)2014/01/07