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内容説明
「六人が死ぬ」だから、なんだというんだ?そもそもがだ。死の予言なんていう、腹の足しにもならないものに振り回されることさえ間違っているんだろう。“十三使徒”だか、キエサルヒマ大陸の悪魔だか知らないが、邪魔をするなら覚悟はしとけ。はっきりいって、俺は、最高に機嫌が悪い。クリーオウとマジクが行方不明だからだ。ウィノナの話じゃ、最接近領領主は俺に何かを要求しようとしているらしい。くそっ。何が対等な取引だ。とにかく、俺は領主の館を目指す。何があっても、目指す。ひたすら、目指す。だというのに、さっきから何なんだ。俺を取り巻く薄気味悪い空気は!?まさか、本気で殺す気じゃねぇだろうな?襲い来る暗殺者の前に、成す術もなく倒れゆく魔術士たち―。緊迫の物語が、荒野の砂塵に描かれていく。
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