内容説明
地球温暖化を阻止できる新しい社会とは？本気で地球を冷ますための、現在もっとも先端的なカーボンレス世界へのマスタープランの全貌、待望の邦訳。
目次
善意の「他人まかせ」
ファウストの契約
産業界の拒絶反応
「炭素排出」という自由の配給
すべての住宅を断熱せよ
電気は消さずに炭素排出を削減する
再生可能エネルギーでどのくらいエネルギーを供給できるか？
エネルギー・インターネット
新交通システム
ラブ・マイルズ―人間は飛行機に乗り続けられるのか
ショッピングとセメント産業の転換
終末を遠ざける
著者等紹介
モンビオ，ジョージ［モンビオ，ジョージ］［Ｍｏｎｂｉｏｔ，Ｇｅｏｒｇｅ］
世界規模で活躍する英国のジャーナリスト、環境活動家。その卓越した調査能力、オリジナリティー、論考の深さは広く認められ、英国「ガーディアン」紙の彼のコラムは世界中で読まれている。また彼自身のウェブサイトは、コラムニストのサイトとして世界的な人気を誇る。環境運動での業績に対し、国連「グローバル５００」賞をネルソン・マンデラから受賞。オックスフォード・ブルックス大学構築環境学部客員教授
柴田譲治［シバタジョウジ］
早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。サイエンスライターなどを経て翻訳業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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saoriの本棚
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10年以上前の本なので、技術的な面などでは今日から見ると古い議論もありますが、各排出項目が抱える問題の社会構造としての面と人々のマインドセットや行動面などの考察は今でも変わらぬ問題であると感じます。この頃からまだ対策が劇的に進んでいない現状がもどかしいとも言えます。
