財布は踊る

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財布は踊る

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  • サイズ B6変判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103525127
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

60万部超え大ヒット作『三千円の使いかた』の著者、最新刊は「お金のつくりかた」! 会社の同僚と平凡な結婚をし、ひとり息子にも恵まれ、専業主婦として穏やかに暮らす葉月みづほ。彼女はある夢を実現するために、生活費を切り詰め、人知れず毎月二万円を貯金していた。二年以上の努力が実り、夢を実現した喜びも束の間、夫に二百万円以上の借金があることが発覚して――。様々な事情で「今より少し、お金がほしい」人達の、切実な想いと未来への希望を描く!

内容説明

月2万円の貯金。新しい洋服は買わず、食費を削り、節約を重ねてでも欲しいものがあった―。生活に根差す切実な想いと希望を描く傑作長編小説!

著者等紹介

原田ひ香[ハラダヒカ]
1970(昭和45)年、神奈川県生れ。2005(平成17)年「リトルプリンセス2号」で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞。2007年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ノンケ女医長

385
御会計のときに男性が「マジックテープのお財布」を取りだして来たら驚愕するかも知れないけど。それは個性かもしれないし、私は全然大丈夫。むしろ、好ましい。重厚感のある、超一流のブランド財布を買いたいという気持ちもすっかり減ってしまって、丈夫で使いやすければいいんです。作品に登場する、あるブランドの財布。時間とともに、憧憬が変わっていく描写がとても素敵だった。ラストシーンは、とても晴れ晴れとしたし、共感の連続だった。財布の価格と年収が比例するというセールストークは、割と10代の頃から疑念を向けていました、私。2023/08/11

旅するランナー

332
旅するヴィトン長財布。あるいは、ちょっぴり不幸の財布。でも、財布に罪はない。世間にはびこる貧困がグルグル巡るのだ。ただ、それは他人事ではなく、少し間違えば自分の身にも降りかかる怖さを感じ取れる小説である。人生の落とし穴が、次の角を曲がったところで待っているかもしれない。2022/08/20

Karl Heintz Schneider

307
28歳主婦のみずほが爪に火を灯すような想いでやっと買ったルイヴィトンの財布。ところが買った直後に夫の借金が発覚し未開封のまま手放すことに。その後、5人の間を渡り歩くことになるこの財布は様々な人間模様を垣間見ることになる。原田ひ香さんは大好きな作家のひとり。新作が出るたびに読むのを楽しみにしている。でも今回はFXとか、投資とか、転売とか、風水とか・・・興味のある人には、いいかも知れないがいずれも門外漢の私には退屈な内容だった。「三千円の使い方」と同じ系列だとは思うがそれよりもっと専門的、生々しい印象が残った2022/10/10

のぶ

290
お金って大切ですね。でも恐いですよね。本作はそんな何にでもついて回るお金について、いろいろな角度から描いて連作集に仕上げたもの。最初は「三千円の使い方」の続編の感覚で読み始めたが、内容が思いのほかシビアで予想以上に手強かった。6つの話が収められているが、最初にみづほという専業主婦が登場し、夫の借金に立ち向かうところから始まる。その後、主人公は変われどもリボ払い、投資勧誘、株式投資等、いろいろな話題が描かれていて、想像以上に興味深く勉強になった。全編を通して登場するヴィトンの財布は何かの象徴か?2022/08/15

のり

257
お金は生きて行く限り絶対に必要となる。借金・株式投資・奨学金、その額を返済するのは容易ではない。一人の主婦の念願のヴィトンの財布が様々な人の手を渡りながら戒めてくれる。世の中、一発逆転はそうそう起きないが、自己努力は必要だ。しかし、何かを犠牲にして見失うのではいけない。やっぱり地道に頑張ってコツコツ貯めないといけないなぁ~。2023/01/18

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