スキッピング・クリスマス

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093563215
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

リーガルサスペンスの巨匠ジョン・グリシャムが、ハート・ウォーミングなホームコメディーに挑んだ異色作。ユーモアと皮肉に満ちた展開は、さすがで、読む者を飽きさせない。すでに映画化が決定している巨匠の新境地。

リーガルサスペンスの巨匠ジョン・グリシャムが、ハート・ウォーミングなホームコメディーに挑んだ異色作。 感謝祭も終わり、会計士ルーサーとその妻ノーラは、ボランティアに行ってしまった一人娘を見送り、クリスマスを二人で迎えることになった。これを機にルーサーは、今年はクリスマスを「スキップ」しカリブ海クルーズ旅行に出かけようとノーラに提案する。だが、この決断は町中に大きな波紋を投げた。クリスマスカード、ツリー、各種寄付金集め、恒例のパーティー、町内一丸のクリスマスデコレーション・コンテストなどなど。だが、数々のイヤミや妨害、プレッシャーをはねのけ、明日は出発というクリスマスイブの朝、大騒動が・・・。

内容説明

感謝祭直後のマイアミ。会計士ルーサーと妻のノーラは、ペルーに行ってしまった一人娘ブレアを見送り、クリスマスをふたりで迎えることになった。かねてからクリスマスの狂騒を快く思っていなかったルーサーは、今年はクリスマスを「スキップ」することをノーラに提案する。クリスマス当日から10日間、カリブ海クルーズに出かけようというのだ。だが、この決断は大きな波紋を投げた。毎年頼んでいるクリスマスカードの印刷業者や、クリスマスツリー販売のボーイスカウト、慈善カレンダーを売りに来る警察、慈善ケーキの消防士、パーティーの企画を進めていたルーサーの同僚や社長、ノーラの友人などなど、ありとあらゆる不信の声が上がった。そして一番の軋轢が、町内一丸となってクリスマスデコレーションを飾り付け、今年もコンテスト優勝を狙う隣人たちだった。ところが、数々の嫌みや妨害、プレッシャーをはねのけていよいよ出発というとき、大騒動が…。リーガルサスペンスの巨匠がシニカルに描き出したハートウォーミング・ストーリー。

著者等紹介

グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン][Grisham,John]
1955年生まれ。ミシシッピ州立大学、ミシシッピ大学ロースクール卒業。81年から91年まで弁護士、84年から90年まではミシシッピ州下院議員をつとめる

白石朗[シライシロウ]
1959年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て英米小説翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

57
娘が家を出たことから、クリスマスに何もせずクルーズ旅行に出てしまおうと考えた会計士を主人公とする、グリシャムには珍しいドタバタ喜劇。しぶる妻を説得し隣人や職場の仲間から変な目で見られてもひるまない、でも、予期せぬ出来事に大慌て・・。みんないい人で、善意に溢れているのも、クリスマスが舞台だからでしょうね2023/04/25

七色一味

25
読破。ちょっと感想のタイミングが遅かったけど…。アメリカのとある街のお話なんですが…。設定自体はいかにもアメリカ的な(というほどアメリカを知ってはいませんが)クリスマスをめぐるドタバタなホームコメディなんですが、この雰囲気は日本でしょ、と言うか、なんか他人ごととは思えない雰囲気が(笑) 途中まで読んでいると、なんとなくオチはわかるんですけど、それでも面白いです。大人向けのクリスマス物語です。オススメ^^2013/12/25

Shimaneko

5
本国ではベストセラーだったそうだけど、グリシャムのネームバリュー抜きではあり得なかったっしょ、と思うくらいの凡作。コメディ映画のノベライズみたい、と思ったら、映画化の話も進行中だそうで、案外そっちのほうが素直に楽しめるかも。ちなみに、大ベテランの割に翻訳もかなり微妙。2013/11/15

cina

5
アメリカならではのクリスマス事情。職場の人にまでプレゼントかぁ。なかなか大変ですね。中盤過ぎまでかなり時間がかかりました。どこまでも同じパターンで、はやく出発しないかなぁと思っていたら、予想外の出来事が。そこからはかなりペースアップして最後まで行けました。途中であきらめなくてよかった。最後にいきなり意味ありげにでてきたマーティがどことなくひっかかります。別に意味とかないのでしょうか?2012/01/15

さだはる

4
すんなり豪華旅行に行かせてあげてほしいなぁ。こうゆう行事の大変さはよ~く分かる、たまには休憩したいよねぇと思いつつ、終わりよければすべてよしなのかな。アメリカらしい作品って感じでした。2011/09/10

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