商品詳細「80歳の壁」を超えるには、まず「食べる」こと。「健康=やせる」だった若いときとは逆で、70代では「やせない」ことが何より大切だ。老化に伴う病気でも、怖いのは病気そのものよりも、治療後に体力が落ちてしまうこと。そうならないために、65歳を過ぎたら食事をギアチェンジ、なんでも好きなものをしっかり食べて「小太り」「ぽっちゃり」になっておこう。筋肉を増やす食べ物、どうしても食欲がわかないときの対処法等々。高齢者の栄養・筋肉維持の第一人者である医師がアドバイスする、健康長寿のための新常識。
著者情報吉村芳弘[ヨシムラヨシヒロ]
1975年、熊本県生まれ。熊本大学医学部卒業。医師、医学博士、リハビリテーション科指導医・専門医。東京女子医大心臓血管外科レジデント時代に、やせ細っていく高齢の入院患者の実情を知り、栄養管理とリハビリの重要性を痛感。外科医からリハビリテーション科の専門医に転身。国際的な臨床栄養の専門資格European ESPEN Diplomaを取得した数少ない日本人医師のひとり。熊本リハビリテーション病院でサルコペニア・低栄養研究センター長を務めながら、多くの高齢患者の診療に当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)