商品詳細毎年4万人の命を奪う誤嚥性肺炎。原因は40代から始まる、のどの衰え。「食事中や夜間にセキ込む」「水やだ液でムセる」「昔より声が小さくなった」「錠剤が飲み込みにくい」といった不調は、「飲み込む力(嚥下機能)」の低下を示す危険信号だ。のどの衰えを放置すると、食べたものやだ液が食道ではなく気管に入り、誤嚥性肺炎を発症する羽目に。寝たきりで亡くなる最悪のケースを防ぐため、本書では基本的なのどの機能から飲み込む力を鍛える運動、誤嚥しにくい食べ物、生活習慣まで解説する。「のど」力を高めるためのすべてを網羅。
著者情報西山耕一郎[ニシヤマコウイチロウ]
1957年福島県生まれ。北里大学医学部卒業。西山耳鼻咽喉科医院理事長。東海大学医学部客員教授、藤田医科大学客員教授。耳鼻咽喉科・頭頸部外科医師として北里大学病院や横須賀市立市民病院、横浜赤十字病院(現・横浜市立みなと赤十字病院)、国立横浜病院(現・国立病院機構横浜医療センター)などで研鑽を積む。三十年間で約一万人の嚥下障害患者の診療を行う。現在は、複数の施設で嚥下外来診療と手術を行うかたわら、大学医学部や看護学校、言語聴覚士学校で教鞭をとり、学会発表や講演会、医師向けのセミナーも行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)