商品詳細愛らしい姿に「この美しい生き物がそばにいることの奇蹟と幸福」をしみじみ感じることはありませんか。ときに猫は人生の何よりのなぐさめになります。かわいい猫をバッグに忍ばせ、どこへでも連れて行くことができたら、どんなにいいでしょう。現実の猫は狭いところに押しこめられて移動することを嫌うのでとても無理ですが、本書ならそれが可能です。147の表題句のみならず数百の引用句のすべてが猫・猫・猫。どのページから読み進めても愛らしい姿を見せます。猫好き、俳句好きのための前代未聞の猫アンソロジー。
著者情報倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。作家・俳人・翻訳家。『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。ミステリー、ホラー、幻想小説、時代小説など多彩な作品を精力的に発表する。「俳句空間」の新鋭投句欄を経て「豈」同人、故攝津幸彦主宰の歌舞伎町句会に参加。現代俳句協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)