商品詳細シャープ、東芝、三菱自動車……次々と窮地に陥る超優良企業やそこで働く人々を横目に、根拠なく「自分は大丈夫」と信じてないか?
カネボウ、ダイエー、JALの修羅場を知る企業再生のトップによる、あなたの仕事人生を救う、これからの働き方提言。
「沈まぬ太陽」や「半沢直樹」に共感しているなら、あなたは会社病にかかっている!
ここ数年、優良企業と思われていた大企業が次々と窮地に陥っています。シャープ、東芝、三菱自動車……。原因はすべて、「会社を腐らせる病」にかかっていることであり、その病原は“ムラ社会の虜”になった社員自身だと著者は断言します。
そして、彼らは腐っていく企業と運命共同体として仕事人生も終了せざるをえなくなってしまうのです。
では、どうすれば半径5メートルのムラ社会で、上司の顔色と空気を読むことだけに人生のほとんどを消費する“クソ・サラリーマン”にならずにすむのか?
産業再生機構COOとして、カネボウやダイエーそしてJALといった破たん企業の修羅場で見た“リアル”をもとに、まだ間に合うビジネスパーソンへ向けた、「会社に左右されない生き方」提言。
ハッと息をのむ視点や考察は、必ず読者に「どうすればいいか」を見つけられるきっかけになります。
著者情報冨山和彦[トヤマカズヒコ]
1960年生まれ。東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役社長を経て、2003年に産業再生機構設立時に参画しCOOに就任。解散後、2007年にIGPIを設立。数多くの企業の経営改革や成長支援に携わり、現在に至る。現在、オムロン社外取締役、ぴあ社外取締役、パナソニック社外取締役、経済同友会副代表幹事。さらに財務省、内閣府、文部科学省、金融庁、経済産業省など、多くの政府関連委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)