商品詳細「高齢者は入院するとボケる」とはよく聞く話だが、その多くは、薬が原因で単なる一時的な認知障害(せん妄)に陥っているだけ。にもかかわらず、その状態を「認知症が始まった」と判断し、さらに薬を増やす医者が数多くいる。不要の薬を何種類も飲み続けることで、認知症にさせられてしまう悲劇を、どうしたら防げるのか。間違いだらけの診察・投薬から大切な家族を守るために身につけたい薬の知識。処方されたら要注意の薬剤リスト付き。
著者情報浜六郎[ハマロクロウ]
1969年大阪大学医学部卒業。内科医師。NPO法人医薬ビジランスセンター理事長。阪南中央病院に二〇年間勤務。86年に医薬品情報誌「正しい医療と薬の情報」を創刊、副編集長を務め、医薬品の安全で適性な使用のための研究と情報活動に取り組む。2001年からは季刊誌「薬のチェックは命のチェック」を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)