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色という奇跡 母・ふくみから受け継いだもの 志村洋子

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魂にふれる植物の色 それは光のイコンなのです。志村洋子

irotoiukiseki-2.jpg色という奇跡
母・ふくみから受け継いだもの
志村洋子

サイズ=5.5cm四方 そのまま飾れるホルダー付き
©Yoko Shimura 作製協力 都機(つき)工房

2017年3月17日発売
定価16,200円(本体:15,000円+税)
判型 A5判
総頁数 160頁
カラー口絵 48頁
「色の扉」(小裂タイル作品)付
ISBN:9784103508113


irotoiukiseki-3.jpgオリジナル作品「色の扉」を作りました。
工房に受け継がれた「小裂(こぎれ)」をもとに志村洋子氏が一点一点すべて手作業でデザイン、コラージュし、サインと落款を施しました。
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irotoiukiseki-5.jpg京都釈迦堂の傍らに工房(都機工房)を持つ筆者は、祖母・豊、母・ふくみから受け継ぐ、草木で染める染織作家である。

草木の色は、道の世界である。

ゲーテの唱える、人間の精神と色との深いかかわりを工房の仕事を通して追求している。

その彼女が「藍建て」、「襲色目」、「生絹」、「高野山の霊木」、「戦火、中東の平和の色」等々、感性を揺さぶる神秘さを伝える。

本のページを開けば日本には、いかにその美しい伝統があったか、きっと気づくはず―。



irotoiukiseki-6.jpg藍と月
月の満ち欠けと藍の色彩は、そのリズムと共に死と再生をくり返し、色の輪廻の中で深い音となって満月に甦る。








irotoiukiseki-7.jpgイチイの朱色
朱色で品のある色を染めるのはとても難しい。ところがイチイからは
素晴らしく品格が高い朱色が出てくる。あえていえば宗教的な朱色といえようか。









irotoiukiseki-8.jpg繭と天蚕
糸引きの調子に合わせて、繭は湯の中で踊っているようである。
繭は付いたり、離れたりしながらああ、手を休めない限り湯の中を働き続ける。









irotoiukiseki-9.jpg平和の色
戦火に苦しむ中東にはど近い土地で育ったオリーブは、緑という正に「平和の色」と呼ぶのがふさわしい色をしていた。









irotoiukiseki-10.jpg曼荼羅の色
緑は命の本質的な色だから火や木で処理されると失われるのは当然と捉えるほうが自然であろう。その「命の色」緑と「神々の意思の色」赤で曼荼羅は描かれているのだ。

2017.03.14 注目の本  アート 美