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【未来の教育を考える ― フィンランド教育・PISA・学力テストの功罪】

(No.260 2009. 4.24配信号)



第3回「全国学力テスト」が、今週21日に全国の小学6年生と中学3年生約234万5000人を対象に行われました。競争による学力向上に反対の立場をとっていた愛知県犬山市が初参加し、すべての自治体が出そろった一方で、私立校は5割をきる参加となりました。

今回のe-Alert Plus!では、「テストをすると学力が下がる」「競争するとやる気がなくなる」という考えのもと、都留文科大学比較文化学科教授・福田誠治氏が選書された本をご紹介いたします。

◇◆INDEX◆◇
 1.福田誠治氏エッセイ―「未来の学力を子どもだちに」
 2.フィンランドの教育 ― 競争しない教育とは
 3.PISA ― OECD生徒の学習到達度調査
 4.教育・学びの本質を考える
 5.関連ブックフェアのご紹介
  新宿本店5階「じんぶんや」第四十九講 福田誠治選 ― 未来の学力を子どもたちに

※紀伊國屋書店新宿本店5階「じんぶんや」第四十九講 「福田誠治選 ― 未来の学力を子供たちに」での選書を再構成しております。
 全体をご覧になりたい方は、以下をご覧ください。
 ⇒ http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/prpjn491.html

Books
1.福田誠治氏エッセイ―「未来の学力を子供たちに」



今年で3度目の「全国学力テスト」(正式名称は全国学力・学習状況調査)がやってくる。 (*今週4月21日に実施)

毎年、受ける子どもも違えば設問も違うのに、それを比べて一喜一憂するというのだからずいぶんと妙な話だ。ある県では、「準備が足りなかった」と反省する。学力テストは「調査」なのだから事前に準備してはいけない。なのに、テストのために準備することが勉強だと日本では広く思われている。

常識外れのことだが、「テストをすると学力が下がる」「競争するとやる気がなくなる」のだ。

なぜなら、テストのための勉強ではテストに出そうなところしか覚えようとせず、人生への本当に必要なことを学ばなくなるからだ。テストが終われば忘れてしまうし、入試が終われば遊び始める。

「いいか、ここをよく覚えておけよ。テストに出すぞ」「そうか、ここが出るのか。」こうして、教科書にマーカーを引いて一生懸命覚える。テストを受けると、その通り出ている。「しめたしめた」ではない、そんな「問題」を出すからいけないのだ。「出すぞ」と言ってその通り出すなんて、いかさまなのだ。「覚えておけ」と言ってその通り出すなんて、カンニングを奨励するようなものだ。

教員評価というのは、テストの点数などの成果が「その年」の「その先生」一人が「作り出した」ものと見なして実施される。

ところが、その子の成績は、それまでの学習の蓄積でできあがっていて、前の年の先生が土台を作っていたから可能なのかもしれないし、家庭の教育のおかげかもしれないし、たくさんの先生の影響かもしれないし、時間・空間で切り離しがたいものなのだ。切り離せると思えるのは、計算力とか漢字の読み書きなど単純で訓練的な学力を念頭に置くからに他ならない。

実は、子どもは教師の教えた通りには学ばない。

教師の教えた以上のことを学ぶこともあれば、教師の教えたことと逆のことを学ぶこともある。教えた通りに、全国同じ順序で、同じペースで、同じことを学ぶというのはまったく不自然なことだ。違う順序で、違うスピードで学んだとすると、「出来損ない」「落ちこぼれ」と言われることもある。

日本では、未だに、「知識・技能の国民パック」が強制され、たった一つの尺度しかない。「どの子も100点を」と悪のりする教師もいる。グローバルな時代に、100年前と同じ井の中の蛙状態なのだ。

子どもたちの育ちゆく社会は、国境の壁が低くなり、親の想像を絶するほどに多様な人々が交流する新しい時代なのだ。新しい時代には、「考える力」「学び続ける力」など新しい学力が評価されるはずだ。もし、受験やテスト競争がなければ、そのエネルギーと時間を自分の人生のために使って、本当に必要な学力がもっと伸びるであろう。



■福田誠治(ふくだ・せいじ)氏プロフィール
  1950年、岐阜県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程終了。
  都留文科大学比較文化学科教授、副学長。教育哲学と比較文化を専攻する。
  ソビエト教育学を一貫して研究し、最近はフィンランドの教育と学力問題を集中して扱っている。


Books
2.フィンランドの教育 ― 競争しない教育とは

【1】競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)
4022598972の画像福田誠治【著】
2006/05 (朝日新聞社)

標準価格:税込\1,260    ISBN:9784022598974
★★フィンランドが学力が高いと言われるが、どこが優れているのか、なぜ優れているのかについて、OECDのPISA(ピザ)テストとの関連で明らかにしている。教育方法が構成主義に変わった点を指摘した。(福田)

★右肩下がりの時代、フィンランドは、せめて子どもたちに、社会で生きていける力を与えようと考えました。(中略)こんな教育を受けていたら、自分にももっと可能性があったかも、と思わせる本です。(朝日新聞出版編集部 岡恵里)

【2】フィンランドは教師の育て方がすごい
4750509035の画像福田誠治【著】
2009/03 (亜紀書房)

標準価格:税込\1,575    ISBN:9784750509037
★★フィンランドの教師は大きな裁量権を持ち、一人ひとりの子どもたちの進度に合わせて学習支援ができる力量を持っている。世界最新の学習理論を取り入れているフィンランドと、昔ながらの訓練的な教育観にとどまる日本とを対比して問題点を指摘する。(福田)

【3】格差をなくせば子どもの学力は伸びる―驚きのフィンランド教育
4750507105の画像福田誠治【著】
2007/07 (亜紀書房)

標準価格:税込\1,575    ISBN:9784750507101
★★フィンランドの授業の様子を250枚の写真を用いてリアルに紹介している。学校間格差は小さいが、学校の中には多様な学力の子どもたちがいて協同しながらともに学んでいる様子が伝えられている。(福田)

【4】学力世界一を支えるフィンランドの図書館
4876524904の画像西川馨【編著】
2008/05 (教育史料出版会)

標準価格:税込\2,940    ISBN:9784876524907
★★フィンランドの図書館を写真入りで紹介している。
「図書館建築や家具もリッチで美しいし、児童返却装置などの最新の機械も取り入れられている。情報技術も当然のように取り入れられ、さらに情報技術の普及のために図書館が市民の情報スキル修得の機会を数多く用意している。館長さんもその他の職員も、自信に満ちて堂々としている。」(福田)

※残念ながらこちらの書籍は品切となっております。

【5】北欧に見る学校図書館の活用
4793322190の画像全国学校図書館協議会
2007/04 (全国学校図書館協議会)

標準価格:税込\1,995    ISBN:9784793322198
★★北欧は図書館が人口比にして日本の4〜6倍あり、誰でもいつでも本や情報に接することができるようになっている。図書館は使いやすく、本の貸し借りはできるだけ機械を使って省力化し、図書館司書は専門性をいかして本を集めたり、読もうという気が起きるように工夫を凝らし、文化を普及していく。

人々は、本や情報とともに、それを上手に使って豊かな人生を営んでいこうとしているようだ。(福田)

【6】世界の外国人学校
4887136102の画像福田誠治 / 末藤美津子【編】
2005/05 (東信堂)

標準価格:税込\3,990    ISBN:9784887136106
★★国境が低くなって、外国暮らしの帰国子女や外国籍の子どもたちが日本の学校に入学してくる例が多くなっている。国民教育という枠が変化する今日にあって、学校が共存の論理を作り出す様子を世界から紹介する。(福田)

Books
3.PISA ― OECD生徒の学習到達度調査

【1】生きるための知識と技能〈3〉OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2006年調査国際結果報告書
4324900019の画像国立教育政策研究所【編】
2007/12 (ぎょうせい)

標準価格:税込\3,990    ISBN:9784324900017
★★PISA2006の結果を分析した報告書。日本独自に編集されている。

日本の子どもたちは、自分で問題を見つけたり、手順を決めたりすることは苦手だが、お膳立てされて「さあ解け」と言われると果然と高い学力を発揮する。テストの点数は高いが、学習が個人の生活にも、人類社会にも役立つとそれほど思っておらず、ましてや自分の職業に関わるものともとらえていない。

好きでもなく、楽しくもなく、おもしろくもない学びをしていると自覚しているところが怖い。(福田)

【2】図表でみる教育―OECDインディケータ〈2008年版〉
4750328650の画像経済協力開発機構(OECD)【編著】
2008/10 (明石書店)

標準価格:税込\7,980    ISBN:9784750328652
★★OECDが実施する国際教育指標事業の年次報告。教育政策に提言する目的で開始された。

授業時間を増やせば学力が上がるというのは誤解である。日本の教師は、授業以外の仕事が多すぎて、よい授業作りができない状態にある。日本の教師は、学校に拘束される時間(いわゆる労働時間)が多くて、疲れている。日本の公的教育費は、対GDP比でOECD参加国最低である。

こんなデータが満載されている。これじゃあ日本の先生たちがかわいそうだと頷ける事実をまず知ろう。(福田)

【3】PISA2006年調査 評価の枠組み―OECD生徒の学習到達度調査
4324081425の画像国立教育政策研究所【監訳】
2007/07 (ぎょうせい)

標準価格:税込\2,500    ISBN:9784324081426
★★OECDが実施する国際学力調査PISA(ピザ)の実施要領。PISAの仕組みと内容について解説してある。

PISAのテストは、われわれ日本人が慣れ親しんでいるものとずいぶん異なる。というのは、従来のテストでは創造性や批判力、学習意欲・目的意識といった人間の大事な資質が測られていないと反省したところからPISAが開発されたからである。「考える力」「興味関心を持って自ら学ぶ力」が重視されている。

学力観が変わったことも知らず、「その方法は古い」とOECD事務総長に指摘されながらも旧態依然の方法をもっと強化しようというのだから、困ったものだ。子どもが「低学力」なのではなく、現実が見えないほど大人が「低学力」なのだ。(福田)

Books
4.教育・学びの本質を考える

【1】検証・地方分権化時代の教育改革 教育改革を評価する―犬山市教育委員会の挑戦 (岩波ブックレット〈685〉)
4000093851の画像苅谷剛彦 / 安藤理 / 内田良 / 清水睦美 / 藤田武志 / 堀健志 / 松田洋介 / 山田哲也【著】
2006/10 (岩波書店)

標準価格:税込\504    ISBN:9784000093859
★★犬山市が行ってきた教育改革の7年を評価するプロジェクトの報告書。歴史と問題点が要領よくまとめてある。

中心的な教育方法となった「学び合い」の教育について、評価はむずかしいものの、学力の底上げを生み、安定した意欲を子どもたちに育てていることが認められた。親がどのような教育改革を望み積極的に関与するかによって、自分の子どもの成長や学校の教師の取り組みが違って見えてくることに慎重に対処すべきだとしている。(福田)

【2】失われる子育ての時間―少子化社会脱出への道
4326652829の画像池本美香【著】
2003/07 (勁草書房)

標準価格:税込\2,310    ISBN:9784326652822
★★子育てにも「成果を出さなくてはならない」という負担感がつきまとうようになったことを市場メカニズムの浸透と見て、それこそが真の少子化の原因であると喝破する。

一昔前までは、家庭は市場の効率主義から逃れていて、むしろ市場社会の疲れを癒し人間を取り戻す場であった。「子育て」は「木を育てる」ことと同じで、人間と自然との共同作業であり、工場の製品のように、親が費やした時間によって子どもの価値が決まるものでもなく、子どもの価値は親が受け取るというよりは後の世代が受け取るものである。

教育には、市場原理は適用できない。(福田)

【3】競争社会をこえて―ノー・コンテストの時代 (叢書・ウニベルシタス〈436〉)
4588004360の画像コーン,アルフィ【著】〈Kohn,Alfie〉 / 山本啓 / 真水康樹【訳】
1994/06 (法政大学出版局)

標準価格:税込\5,250    ISBN:9784588004360
★★「協同学習(cooperative learning)」を強調。互いに敵対し合いながら学習していくと、生徒たちは互いに自分が成功するための障害物として見なし合うようになる。

互いに孤立した状態で学習していくと、他人の学習に対してほとんど無関心になる。社会で遂行する課題が複雑で、相互依存的になればなるほど、協同学習の方がはるかに競争よりも高い成果が上げられる。競争の効果が迷信であることを詳しく証明している。(福田)

【4】エクセレントデンマーク ラビング〈vol.4〉
4877383425の画像2008/08 (デンマーク大使館;シルバーストーン;紀伊國屋書店〔発売〕)

標準価格:税込\1,500    ISBN:9784877383428
★★デンマークは、1人当たりの教育への公的支出が対GDP比でOECD加盟国中最高の8.2%、日本は最低の3.7%。古い構造を新しくするには、日本人一人ひとりに決断力、行動力、変化を起こしたいという意志と欲求と能力をもつこと、と駐日デンマーク大使に言われてしまう。(福田)

【5】オランダの個別教育はなぜ成功したのか―イエナプラン教育に学ぶ
4582824498の画像リヒテルズ直子【著】
2006/09 (平凡社)

標準価格:税込\2,100    ISBN:9784582824490
★★教育学の知識もある著者が、オランダの教育をその原理から解き明かしている。しかも、具体的に説明されているのでとても分かりやすい。北欧で展開した教育理論を受け入れて、イエナプランをオランダ流に適用して普及していった40年がしっかりした理論把握とともに語られている。(福田)

【6】デルスウ・ウザ−ラ (東洋文庫) 沿海州探検行
4582800556の画像ヴラジ−ミル・クラヴディエヴィチ・アルセ / 長谷川四郎
1987/03 (平凡社)

標準価格:税込\2,520    ISBN:9784582800555
★★いろいろな読み方があるだろうが、この書は学力とは何かを現代のわれわれに考えさせる。近代国家の設定した学力は、農民、狩猟民、漁民など、伝統的な生活に必要な能力を学力からは排除してなりたっている。かつては、日本にも、一人前という能力観があった。

最高の学問と英知を身につけたはずのロシア人科学者アルセーニエフが森の中で生活し始めると、彼には見えないものをナナイ人狩猟民のウザーラは独特の情報分析で事実を見抜いていく。知識・技能は、生活に応じて複数の体系が成り立つこと。

訳本は複数あったが、現在入手可能なもの。(福田)

【7】世界の半分が飢えるのはなぜ? ジグレ−ル教授がわが子に語る飢餓の真実
4772603131の画像ジャン・ジ−グレル / たかおまゆみ
2003/08 (合同出版)

標準価格:税込\1,680    ISBN:9784772603133
★★石油はあるのに買い占めで高騰し、バブルがはじけると暴落するという、こんな現実をこの1年間にわれわれは経験してきた。食料があるのになぜ飢える人が出てくるのか、土地があるのになぜ食料を作ることができないのか、そんな社会の仕組みを小学生にも分かるようなことばで説明している。(福田)

【8】人が学ぶということ―認知学習論からの視点
4893849042の画像今井むつみ / 野島久雄【著】
2003/04 (北樹出版)

標準価格:税込\2,730    ISBN:9784893849045
★★学習理論に関する好著。認知心理学の立場から、学習を具体的かつ詳細に説明している。一流の研究者が諸外国の理論を受けとめ、身の回りの行為に当てはめて上手に分析している。能と将棋のエキスパートとの対談など、一流になることも含め学習を極める複雑な論理を紐解いている。日本人が書いた最高の学習理論書と言ってよい。(福田)

【9】認知心理学からみた読みの世界―対話と協同的学習をめざして
4762820652の画像佐藤公治【著】
1996/10 ((京都)北大路書房)

標準価格:税込\2,625    ISBN:9784762820656
★★今から20年前の指導要領改訂によって、文部省は「新しい学力観」を提示した。自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力の育成を図るという教育観に基づくものであった。

いわゆる「ゆとり」教育を社会構成主義の立場から解説した数少ない教育書である。(福田)

【10】「国語」という思想 近代日本の言語認識
4000029010の画像李妍淑
1996/12 (岩波書店)

標準価格:税込\3,360    ISBN:9784000029018
★★国語とは、日本にいるとあまりに当たり前で、疑問すら生じないが、国際化の時代には決定的な軋轢を生む大問題である。

国語ということばは、明治以降、フランスの国家統一、ドイツの帝国主義、オーストリアの多民族国家の主導権争いなどに関連して輸入された外来語である。国語としての日本語が、朝鮮半島など植民地との関係で確立していくいきさつを述べている。日本人の言語観を問う好著。(福田)

【11】「未来の学び」をデザインする―空間・活動・共同体
413053078Xの画像美馬のゆり / 山内祐平【著】
2005/04 (東京大学出版会)

標準価格:税込\2,520    ISBN:9784130530781
★★学びを子どもから大人まで、私たちの身の回りに常に存在している活動ととらえる。文脈から切り取られた「知識」というのは、他のものと結びついて新たなことを思いついたり、場面に応じて利用したりする力を持たない。学習についての状況論的アプローチを大学生を対象に実行した実例が紹介されている。(福田)

Books
5.関連ブックフェアのご紹介
  新宿本店5階「じんぶんや」第四十九講 福田誠治選 ― 未来の学力を子どもたちに


4/10より新宿本店5階にて、当テーマのフェアを開催しております。東京近郊の方は、ぜひご来店ください。

 ◇開催場所 : 紀伊國屋書店新宿本店 5階カウンター前

 ◇会 期   : 開催中 〜 2009年5月6日

 ◇フェア詳細: http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/prpjn491.html

 ◇お問合せ : 紀伊國屋書店新宿本店 03-3354-0131
           http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/tokyo/01.htm

※「じんぶんや」とは―
  2004年9月から開始した「月替わりのテーマ、月替わりのプロの選者」をコンセプトにした、新宿本店人文書売場オリジナルの常設コーナーです。
  これまでの「じんぶんや」はこちらから
   ⇒ http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/tokyo/jinbunya/jinback.htm


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