書物復権2021

この画面からリクエストをご送信いただけます。
復刊を希望する書名の「チェック」欄をクリックし、このページの最後にある必要事項に入力の上、ご送信ください。
リクエスト投票締め切り|2021年2月末日

哲学・思想・言語・宗教 | 社会 | 歴史・民俗 | 心理・教育 | 文学・芸術
法律・経済・政治 | 自然科学・医学

チェック
No
書名
著者名
初版・版型・頁・予価
出版
内容
哲学・思想・言語・宗教
1
エーリッヒ・フロム 人と思想
ライナー・フンク/佐野哲郎・佐野五郎訳
初版1984・最終版1988年◆四六判◆264頁◆予価3080円(本体2800円)
紀伊國屋書店
2020年に生誕120周年を迎えたフロム。長く彼の助手をつとめ、遺稿管理者でもあった著者が、社会思想家フロムの生涯と思想の全体像を生き生きと描き出す。
2
希望の革命 技術の人間化をめざして〈改訂版〉
エーリッヒ・フロム/作田啓一・佐野哲郎訳
初版1969・最終版2010年◆四六判◆240頁◆予価2640円(本体2400円)
紀伊國屋書店
機械化され、大量生産と消費に覆いつくされた現代社会では、人間の感情は枯渇していく。社会の病理を分析し、人間が主体性を取り戻すための行動提起の書。
3
心のなかの身体 想像力へのパラダイム転換
マーク・ジョンソン/菅野盾樹・中村雅之訳
初版1991・最終版2001年◆四六判◆456頁◆予価5500円(本体5000円)
紀伊國屋書店
西欧的理性が軽視してきた「想像力」と「身体」こそ、人間の精神活動において中心的役割を果たしていると主張する、認知科学のラディカルな試みの書。
4
涙と聖者
E.M.シオラン/金井裕訳
初版1990・最終版1990年◆四六判◆168頁◆予価3080円(本体2800円)
紀伊國屋書店
「私たちを聖者に近づけるものは(略)私たち自身の最深部に睡っている涙の目覚めである」??祖国を離れパリに移った年に書かれた、若きシオランの感情の激発。
5
メデューサの笑い
エレーヌ・シクスー/松本伊瑳子・国領苑子・藤倉恵子編訳
初版1993・最終版1993年◆四六判◆376頁◆予価4620円(本体4200円)
紀伊國屋書店
「女性的エクリチュール」をキーワードに、男根論理中心主義を告発し、性別を超えた人間像を提示する。フランス・フェミニズムを代表する作家の主要論文4編を収録。
6
パース著作集V 形而上学
遠藤弘編訳
初版1986・最終版2011年◆四六判◆230頁◆予価3300円(本体3000円)
勁草書房
「概念の原子価」を想定する形而上学とは? 記号現象から習慣・法則へと向かい、自然と精神の偶然性・連続性を論じる。
7
オースティン哲学論文集
J.L.オースティン/坂本百大監訳
初版1991・最終版2009年◆四六判◆496頁◆予価4620円(本体4200円)
勁草書房
言語行為論の創始者として知られるオースティンの論文集。言語行為に関わるもののほか、意味、他我、真理などをめぐる論稿を収める。
8
医療現場に臨む哲学
清水哲郎
初版1997・最終版2012年◆四六判◆260頁◆予価3300円(本体3000円)
勁草書房
本書は、哲学者と医療の専門家との対話によって生まれた。医療行為の目的、情報提供、緩和医療、尊厳死などをめぐる哲学者の新しい仕事である。
9
健康格差と正義 公衆衛生に挑むロールズ哲学
ノーマン・ダニエルズ、ブルース・ケネディ、イチロー・カワチ/児玉聡監訳
初版2008・最終版2011年◆四六判◆192頁◆予価3300円(本体3000円)
勁草書房
格差社会は健康に悪い──社会疫学で検証が進むこの仮説に、ロールズ流の正義論はどう向き合うのか。沸騰する議論と提言を示す。
10
連帯の哲学T フランス社会連帯主義
重田園江
初版2010・最終版2010年◆四六判◆320頁◆予価3520円(本体3200円)
勁草書房
究極のエゴイストでも聖人でもない人たちの、ありうる結びつきとは? 彼らに力を与え、「生きる術」となる連帯について考える。
11
スポーツ批評宣言 あるいは運動の擁護
?實重?
初版2004・最終版2004年◆四六判◆242頁◆予価2090円(本体1900円)
青土社
誘惑と煽動と挑発に満ちて、しかしこれぞまったき正論、愛とともに、快刀乱麻を断つがごとく炸裂する、初のスポーツ批評論集。
12
イエズス会宣教師が見た日本の神々
ゲオルク・シュールハンマー/安田一郎訳
初版2007・最終版2007年◆四六判◆240頁◆予価2420円(本体2200円)
青土社
イエズス会宣教師は布教活動のかたわら、日本の宗教・信仰文化の調査・報告にも従事した。日本における信仰、神概念を浮き彫りにする。
13
悪魔学大全
ロッセル・ホープ・ロビンズ/松田和也訳
初版1997・最終版2009年◆A5判◆652頁◆予価5720円(本体5200円)
青土社
中世から近代にいたる悪魔学の主要な文献をくまなく渉猟し、西欧の恥部ともいわれる魔女裁判の全景を浮き彫りにする。空前絶後の悪魔学事典。
14
縄文語の発見
小泉保
初版1998・最終版2013年◆四六判◆284頁◆予価2860円(本体2600円)
青土社
日本語の起源を弥生時代とする従来の説を排し、その濫觴を縄文時代に求め、日本語学における難問をここに解き明かす。
15
時間と自我
大森荘蔵
初版1992・最終版2011年◆四六判◆266頁◆予価2420円(本体2200円)
青土社
日常性に依拠し、哲学の諸前提を覆してきた著者が、時間と自我という根源問題に挑む。過去世界の実在をも疑わしめる臨界へと至る、澄明な思考。
16
生きた貨幣
ピエール・クロソウスキー/兼子正勝訳
初版2000・最終版2004年◆四六判◆170頁◆予価2640円(本体2400円)
青土社
あなたは「生きた貨幣」になればいい。無形の欲動が波立ち騒ぐ身体の普遍的コミュニケーションを思考し、資本主義的な経済体制の限界を検証する。
17
合理主義 東と西のロジック
中村元
初版1993・最終版2005年◆四六判◆208頁◆予価1760円(本体1600円)
青土社
東洋とか西洋とか、科学と宗教などとして対比される論理の違和は、思考の位相のずれによってもたらされる。新しい“論理”への視座を示す。
18
マンダラ
ホセ・アーグエイエス、ミリアム・アーグエイエス/中村正明訳
初版1996・最終版2006年◆A5判◆230頁◆予価3080円(本体2800円)
青土社
チベットのマンダラの紹介にとどまらず、現代の芸術、宗教、科学のさまざまな領域に芽吹くマンダラ的知の可能性を、開示するマンダラ入門。
19
聖なるもの
ルードルフ・オットー/華園聰麿訳
初版2005・最終版2009年◆四六判◆360頁◆予価3850円(本体3500円)
創元社
宗教における「聖なるもの」の本質とは何か? 付録にオットーの比較宗教研究論文「仏教におけるヌミノーゼなもの」も収録。豊富な訳注・索引付き。
20
新視覚新論
大森荘蔵
初版1982・最終版2007年◆A5判◆304頁◆予価6050円(本体5500円)
東京大学出版会
その風景のあり方、世界のあり方そのものが“私”なのだ。記憶、鏡像、光行差から、空間の時間性、自由論、文学表現にわたる画期的な達成。
21
旧約における超越と象徴 解釈学的経験の系譜
関根清三
初版1994・最終版2006年◆A5判◆608頁◆予価13200円(本体12000円)
東京大学出版会
旧約テクストの解釈を通して、超越の顕現する時処を問う。神が、いつ、どこに現われるかの象徴分析から、代贖思想の成立にいたる旧約思想を解明。
22
自然と社会
ジャン=ジャック・ルソー/平岡昇訳
初版1967・最終版1999年◆四六判◆303頁◆予価5280円(本体4800円)
白水社
『エミール』、『人間不平等起源論』、『告白』、『新エロイーズ』など、ルソーの重要著作のエッセンスをわかりやすくまとめたアンソロジー。
23
ランシエール 新〈音楽の哲学〉(哲学の現代を読む 5)
市田良彦
初版2007・最終版2007年◆四六判◆269頁◆予価3520円(本体3200円)
白水社
美学と政治学を架橋させながら様々な事象を考察する哲学者の思想を〈音楽=言語?反・歴史、反・文化〉という切り口から語る挑発的論考。
24
メルロ=ポンティ 触発する思想(哲学の現代を読む 8)
加賀野井秀一
初版2009・最終版2011年◆四六判◆296頁◆予価3740円(本体3400円)
白水社
ついに明らかになったメルロ=ポンティの全貌。現象学・言語学・心理学・芸術…それらとの〈接触〉から生まれ出る〈驚き〉の哲学。
25
精神分析と横断性 制度分析の試み
F.ガタリ/杉村昌昭、毬藻充訳
初版1994・最終版1994年◆四六判◆462頁◆予価5500円(本体5000円)
法政大学出版局
ドゥルーズ=ガタリの思想的源流。精神分析界の異端児ガタリの思想遍歴の書、先鋭かつ独創的な思考の結晶。各論考の意義を明確に位置づけたドゥルーズの序文を付す。
26
物の体系 記号の消費〈新装版〉
J.ボードリヤール/宇波彰訳
初版2008・最終版2008年◆四六判◆280頁◆予価3520円(本体3200円)
法政大学出版局
《記号としての物》という、物の見方についての根本的な転換を行ない、記号として物を消費している現代社会の構造を鋭く分析。
27
欲望の現象学 ロマンティークの虚偽とロマネスクの真実〈新装版〉
R.ジラール/古田幸男訳
初版2010・最終版2010年◆四六判◆368頁◆予価4400円(本体4000円)
法政大学出版局
人間および人間社会がたどってきた歴史の次第に悪化するプロセスを、セルバンテス、スタンダールをはじめ、ロマネスク文学作品の社会学的・心理学的分析を通して解明。
28
事実/価値二分法の崩壊〈新装版〉
H.パトナム/藤田晋吾、中村正利訳
初版2011・最終版2011年◆四六判◆254頁◆予価3190円(本体2900円)
法政大学出版局
大衆文化や哲学思想・社会科学などにおいて歴史的にさまざまな形で展開され擁護されてきた事実/価値二分法の根底的思考に論争を挑むパトナム哲学の批判的考察。
29
意識ある科学
E.モラン/村上光彦訳
初版1988・最終版1988年◆四六判◆400頁◆予価3190円(本体2900円)
法政大学出版局
科学諸部門が文化・社会・歴史の中で果たす役割、それ自体の意識の欠如を鋭く批判。相互性をもった複合性の思考を展開しつつ豊かな意識ある科学への道を切り拓く。
30
ベンヤミン-ショーレム往復書簡
G.ショーレム/山本尤訳
初版1990・最終版1990年◆四六判◆440頁◆予価4180円(本体3800円)
法政大学出版局
現代批評の俊英ベンヤミンとユダヤ神秘思想研究の碩学ショーレムが、悪化する状況、人々の消息、互いの仕事とその周辺を克明に綴った1930年代の精神史的証言。
31
フッサール現象学の直観理論
E.レヴィナス/佐藤真理人、桑野耕三訳
初版1991・最終版2004年◆四六判◆506頁◆予価5720円(本体5200円)
法政大学出版局
現象学的哲学の基本諸概念をはじめて解き明かし、30年代以降のフランスにおける現象学運動の方向を決定づけ、現代思想に多大な刺激と影響をあたえた歴史的な書。
32
祖国地球 人類はどこへ向かうのか
E.モラン/菊地昌実訳
初版1993・最終版1993年◆四六判◆234頁◆予価2530円(本体2300円)
法政大学出版局
生態環境の破壊、民族対立、歯止めなき科学技術の発展…。いよいよ鮮明になる人類滅びの構図。〈地球運命共同体〉の意識をもって我々は人間性の証しを見出せるか。
33
テクストのぶどう畑で
I.イリイチ/岡部佳世訳
初版1995・最終版1995年◆四六判◆258頁◆予価2640円(本体2400円)
法政大学出版局
今日「読書」と呼ばれる行為はいつ誕生したのか。中世の神学者ユーグの『学習論』を軸に、その前後における「読書」の意味と役割の変貌を鮮やかな手際で描き出す。
34
シオラン対談集
E.M.シオラン/金井裕訳
初版1998・最終版1998年◆四六判◆334頁◆予価3850円(本体3500円)
法政大学出版局
内部の根源的経験によって歴史と文明に対峙し、あらゆる幻想やユートピアを峻拒した自由人シオランの知られざる生涯と思想の軌跡を19人との対話が初めて明かす。
35
科学と実在論 超越論的実在論と経験主義批判
R.バスカー/式部信訳
初版2009・最終版2009年◆四六判◆396頁◆予価4840円(本体4400円)
法政大学出版局
実証主義的科学理論への批判を軸に、自然科学の本質と構造について実在論の観点から考究し、哲学の枠を超えて、人間・社会科学の諸分野にも影響を与えた基本文献。
36
根源悪の系譜 カントからアーレントまで
R.J.バーンスタイン/阿部ふく子、後藤正英、齋藤直樹、菅原潤、田口茂訳
初版2013・最終版2013年◆四六判◆446頁◆予価4950円(本体4500円)
法政大学出版局
二十世紀史に深い傷を残した数々の大量虐殺のあとで、哲学は悪をどう語れるのか。人間が悪を犯す可能性や必然性を熟考した思想家の系譜を一望し、倫理の根源を問う。
37
ヒューマニズムとテロル
モーリス・メルロ=ポンティ/合田正人訳
初版2002・最終版2002年◆四六判◆360頁◆予価3960円(本体3600円)
みすず書房
共産主義への「入党なき共鳴と自由検討」の中に「暴力とは何か」という今日なおアクチュエルな問いを投げかける。サルトルほかの書評3篇を収録。
38
アウグスティヌスの愛の概念
ハンナ・アーレント/千葉眞訳
初版2002・最終版2012年◆四六判◆312頁◆予価4290円(本体3900円)
みすず書房
『告白』の著者に対峙して、他者の有意性という問題、社会のきずなの存在論的根拠を論じた、アーレント政治哲学の出発点。著者23歳のデビュー作。
39
異文化コミュニケーション学への招待
鳥飼玖美子・野田研一・平賀正子・小山亘編
初版2011・最終版2011年◆A5判◆496頁◆予価6600円(本体6000円)
みすず書房
通訳・翻訳の問題から環境学まで、言語文化をめぐる普遍的な問いから人文社会科学としての方法論を志向する。新たな視点で再構築する論考を集成。
40
学問とわれわれの時代の運命 ヴィーコからヴェーバーへ
カール・レーヴィット/上村忠男、山之内靖訳
初版1989・最終版1989年◆四六判◆128頁◆予価2420円(本体2200円)
未來社
レーヴィット晩年の書、ヴィーコとヴェーバーについての有名な二つの講演を訳出。西欧キリスト教世界の必然的没落を予感し憂慮した文明批判の書。
41
破られた契約 アメリカ宗教思想の伝統と試練
R・N・ベラー/松本滋、中川徹子訳
初版1983・最終版1998年◆四六判◆300頁◆予価3850円(本体3500円)
未來社
建国の宗教的アイデンティティをなした神との契約を見すえ、現代アメリカ社会の苦難の原因を聖なる契約の破棄にあるとする市民宗教論。
42
ヘーゲル用語事典
岩佐茂、島崎隆、高田純編
初版1991・最終版2006年◆四六判◆318頁◆予価3850円(本体3500円)
未來社
ヘーゲル哲学の主要な用語を94項目選び、7つの主題別ブロックのなかに配置し、平明な解説を加えた「読む事典」。年譜文献解説なども収録。
43
二十一世紀のエチカ 応用倫理学のすすめ
加藤尚武
初版1993・最終版1998年◆四六判◆230頁◆予価3080円(本体2800円)
未來社
先端医療における生命の質と尊厳を問い、地球環境の危機への対処を模索する。来たるべき世紀の倫理を見つめ、新たな「学」の誕生を告知する書。
44
国学思想の史的研究
鈴木暎一
初版2002・最終版2002年◆A5判◆256頁◆予価7700円(本体7000円)
吉川弘文館
賀茂真淵・本居宣長・富士谷御杖・平田篤胤など、代表的な国学者の思想を、歴史学の立場から読み解き、その本質を明らかにする。
45
平安時代の神社と神職
加瀬直弥
初版2015・最終版2015年◆A5判◆320頁◆予価11000円(本体10000円)
吉川弘文館
朝廷との関係にも留意し、神事などから神社修造を検討。平安時代の神職の実態を追究し、当時の社会において果たした役割を解明する。
社会
46
いまこの国で大人になるということ
苅谷剛彦編著
初版2006・最終版2008年◆四六判変型◆352頁◆予価3080円(本体2800円)
紀伊國屋書店
将来に希望を抱けない若者が増えている。「大人になる」ということをキーワードに、16人の書き手が多様な切り口から語り、メッセージを贈る。
47
清潔文化の誕生
スーエレン・ホイ/椎名美智訳/富山太佳夫解説
初版1999・最終版1999年◆四六判◆416頁◆予価4180円(本体3800円)
紀伊國屋書店
いつから人々はきれい好きになったのか? 泥と垢にまみれた19世紀から清潔を求めて奔走する時代へ。清潔文化発祥の地アメリカにみる清潔≠フ社会史。
48
近代家族とフェミニズム
落合恵美子
初版1989・最終版2002年◆四六判◆380頁◆予価3850円(本体3500円)
勁草書房
“私は「解放」を謳わない”??日常生活の中でフェミニズムを生きる著者が、しなやかに感じ、するどく迫る〈近代家族〉の核心。
49
性現象論 差異とセクシュアリティの社会学
加藤秀一
初版1998・最終版2002年◆四六判◆380頁◆予価3850円(本体3500円)
勁草書房
世界を構成する制度として人々の日常に組みこまれた〈性〉の具体的な姿、欲望の社会編成を活写し、理論的分析を展開する。
50
自己への物語論的接近 家族療法から社会学へ
浅野智彦
初版2001・最終版2012年◆四六判◆280頁◆予価3520円(本体3200円)
勁草書房
「私」はいかにして生み出され、変容していくのか。物語療法をふまえながら、社会学的自己論の大胆な書き換えを図る。
51
ひとりで苦しまないための「痛みの哲学」
熊谷晋一郎
初版2013・最終版2013年◆四六判◆200頁◆予価1980円(本体1800円)
青土社
医師であると同時に、脳性まひの当事者として発言をつづける注目の論者が、痛みと「記憶」「快楽」「言葉」「ケア」をテーマに語りあう。
52
都市的体験 都市生活の社会心理学
フィッシャー/松本康、前田尚子訳
初版1996・最終版1996年◆A5判◆484頁◆予価7480円(本体6800円)
未來社
アメリカ都市論研究の第一人者による都市社会論の決定版。豊富な事例とデータに基づき、都市文化のさまざまな可能性をも示唆するすぐれた概説書。
53
公と私
三戸公
初版1976・最終版1988年◆四六判◆252頁◆予価3080円(本体2800円)
未來社
高度成長にともない頻出する日本人論に本書はそれを経営の観点から公と私の問題をめぐる東西比較論として行ない、新分野を開いた紀行文集。
54
近代家族と子育て
沢山美果子
初版2013・最終版2013年◆A5判◆288頁◆予価4950円(本体4500円)
吉川弘文館
「子育て」はだれが担うのか? 近代の家族規範のもとで、女・男・子どもはいかに生きてきたのか。現在につながる問題の起源に迫る!
歴史・民俗
55
総力戦体制と「福祉国家」 戦時期日本の「社会改革」構想
高岡裕之
初版2011・最終版2014年◆四六判◆324頁◆予価4180円(本体3800円)
岩波書店
戦後「福祉国家」とは全く異なる、総力戦体制=「福祉国家」の姿を、厚生省設立などの「戦時社会政策」の検証を通して浮かび上がらせる。
56
軍部と民衆統合 日清戦争から満州事変期まで
由井正臣
初版2009・最終版2009年◆A5判◆276頁◆予価4840円(本体4400円)
岩波書店
第1次史料を駆使しつつ、近代日本における軍部の政治勢力化の過程と国民組織化の動態を先駆的に解明してきた著者の遺著。
57
マルク・ブロック 封建社会
マルク・ブロック/堀米庸三監訳
初版1995・最終版2008年◆A5判◆664頁◆予価10780円(本体9800円)
岩波書店
比較史の方法を駆使し、封建社会の全体史を人間の心性とともに再現。その歴史叙述は新しい歴史学の創造を包みこみ、その胎動をも予感させる。
58
ケルトの神話・伝説
フランク・ディレイニー/鶴岡真弓訳
初版2000・最終版2010年◆四六判◆392頁◆予価4400円(本体4000円)
創元社
アイルランド、ウェールズ、コンウォール等に伝わる主要な物語十九編の様々なバージョンを、幼時から親しんできた作者が集大成した決定版。
59
日本古墳文化論 ゴーランド考古論集
W.ゴーランド/上田宏範校注/稲本忠雄訳
初版1981・最終版1981年◆A5判◆380頁◆予価3960円(本体3600円)
創元社
明治期にお雇い外国人として日本に滞在した著者は、全国の古墳四百基を調査、英国に帰国後論文を発表した。当時の珍しい写真や図版も収録。
60
大井川に橋がなかった理由
松村博
初版2001・最終版2001年◆四六判◆208頁◆予価3300円(本体3000円)
創元社
大井川は江戸時代を通じて橋がなく、川越し人足が旅人を渡した。なぜ橋をかけなかったのか。その真実に迫る。
61
図説 ヒエログリフ事典
マリア・カルメラ・ベトロ/吉村作治監修/南條郁子訳
初版2001・最終版2009年◆A5判◆256頁◆予価5500円(本体5000円)
創元社
ヒエログリフの中から代表的な文字238字を、豊富な図版や歴史的変遷とともに詳しく解説した画期的な事典である。
62
図説 マヤ文字事典
マリア・ロンゲーナ/植田覺監修/月森左知訳
初版2002・最終版2006年◆A5判◆184頁◆予価4620円(本体4200円)
創元社
マヤ人にとっての金星の意味は? 王や王妃の宮廷生活は?どのような神が信仰されていたのか?文字を知ればどんどんマヤ文明の謎が解けていく。
63
中国の食文化
周達生
初版1989・最終版1995年◆A5判◆480頁◆予価4620円(本体4200円)
創元社
中国の食文化について様々な分野から言及する。調味料と香辛料、口に運ぶ食器類の変遷、手食、匙、箸の起源と発展等、興味深い話題満載。
64
定本船場ものがたり
香村菊雄
初版1986・最終版1987年◆A5判◆300頁◆予価3960円(本体3600円)
創元社
船場生まれ船場育ちの著者が、幼い時から肌を通して染み込んだ、船場の情緒、風物、言葉、人情、生活の喜びと悲しみを、いきいきと回想する。
65
商人と宣教師 南蛮貿易の世界
岡美穂子
初版2010・最終版2011年◆A5判◆420頁◆予価9460円(本体8600円)
東京大学出版会
マカオ商人と、キリスト教布教を図る宣教師は、利害関係にもとづき相乗的に活動を展開した。「ウエスタン・インパクト」重視ではない新たな東アジア海域像を提示。
66
リチャード獅子心王
レジーヌ・ペルヌー/福本秀子訳
初版2005・最終版2005年◆四六判◆306頁◆予価5280円(本体4800円)
白水社
国王在位中は戦いに明け暮れた勇猛な騎士〈ライオン・ハート〉は一方で優れた吟遊詩人としての顔を持つ。伝説の王を中世史の名案内役が語る。
67
亭主 酒場と旅館の文化史
ウラ・ハイゼ/石丸昭二訳
初版1996・最終版1996年◆四六判◆198頁◆予価3960円(本体3600円)
白水社
殺人・強盗・売春などと無縁ではない、亭主と女将の生態を、客との関係、看板の由来、当局とのやりとりを交えつつ洒脱に語るユニークな文化史。
68
石器時代の経済学〈新装版〉
M.サーリンズ/山内昶訳
初版2012・最終版2012年◆四六判◆454頁◆予価5280円(本体4800円)
法政大学出版局
未開社会の狩猟・採集に関する豊富なデータを駆使して「始原のあふれる社会」を実証的に描き、生産とは何かを見なおしつつ生存のための経済活動の一般理論を構築。
69
最古の料理
J.ポテロ/松島英子訳
初版2003・最終版2003年◆四六判◆256頁◆予価3080円(本体2800円)
法政大学出版局
アッシリア学の第一人者であるとともに料理愛好家でもある著者が楔形文字で書かれたレシピを解読して,最古の料理の素材と調理用具からテクニックまでを復元する。
70
ヒトラーとスターリン 新装合本 死の抱擁の瞬間
アンソニー・リード、デーヴィッド・フィッシャー/根岸隆夫訳
初版2001・最終版2001年◆A5判◆728頁◆予価8800円(本体8000円)
みすず書房
「悪魔の契約」独ソ不可侵条約から第二次世界大戦勃発、そしてヒトラーのバルバロッサ作戦までの699日。壮大なチェスゲームの迫真のドキュメント。
71
チーズとうじ虫 16世紀の一粉挽屋の世界像
カルロ・ギンズブルグ/杉山光信訳
初版1984・最終版2012年◆四六判◆368頁◆予価4400円(本体4000円)
みすず書房
異端審問記録ほか埋もれた史料からイタリア地方農民のミクロコスモスを復元。民衆文化の深層にスリリングに迫る現代歴史学の名著。解説・上村忠男
72
マラーノの系譜
小岸昭
初版1994・最終版1998年◆四六判◆336頁◆予価4070円(本体3700円)
みすず書房
15世紀異端審問時代から20世紀まで、強制改宗ユダヤ人はヨーロッパの歴史に何を刻印したのか。文学・思想など、豊富な文献に表れた軌跡をたどる。
73
辺境から眺める アイヌが経験する近代
テッサ・モーリス=鈴木/大川正彦訳
初版2000・最終版2013年◆四六判◆312頁◆予価4620円(本体4200円)
みすず書房
日本とロシアは、アイヌなどの先住民族をいかに国家に組み込んできたのか。辺境という視座から、国民国家のたどった歴史と先住民族の経験を追う。
74
相互扶助の経済 無尽講・報徳の民衆思想史
テツオ・ナジタ/五十嵐暁郎監訳 福井昌子訳
初版2015・最終版2015年◆四六判◆400頁◆予価5940円(本体5400円)
みすず書房
徳川時代、慢性的な飢饉に苦しむ庶民が「共済組織」を発展させた。その前提として経済と倫理は不可分であった。現代的なテーマの源流と浮沈を描く。
75
日本のユダヤ人政策1931-1945 外交史料館文書「ユダヤ人問題」から
阪東宏
初版2002・最終版2002年◆四六判◆414頁◆予価5280円(本体4800円)
未來社
日本はナチス・ドイツによるユダヤ人迫害・絶滅に無縁なのか。厖大な関係資料を綿密に読み解き、日本政府・軍のユダヤ人政策を検証する。
76
ダッハウ収容所のゲーテ
ニコ・ロスト/林功三訳
初版1991・最終版1991年◆四六判◆438頁◆予価5280円(本体4800円)
未來社
第二次大戦末期、ドイツの収容所ダッハウで日々の恐怖と不安と戦いながらゲーテなどの文学を糧に生き抜いてきたオランダ人ジャーナリストの日記。
77
中世の都市と武士
高橋慎一朗
初版1996・最終版1996年◆A5判◆264頁◆予価7700円(本体7000円)
吉川弘文館
武家政権成立後、都市の形成に大きく関わるようになる武士。武家地の構造、寺院・墓地、商人職人との関係を分析し、都市の武士の生態を解明する。
78
一向一揆と戦国社会
神田千里
初版1998・最終版1998年◆A5判◆364頁◆予価8800円(本体8000円)
吉川弘文館
その実態は未解明な部分が多い一向一揆。信仰の実態、本願寺教団との関係、幕府・将軍や織田信長との対決など、多面的に実態を解明する。
79
徳川将軍政治権力の研究
深井雅海
初版1991・最終版1991年◆A5判◆528頁◆予価10450円(本体9500円)
吉川弘文館
元禄期から田沼期まで、側用人を中心とする政治体制や、新参幕臣による政治勢力の実態を考察。徳川将軍による政治的権力の特質を解明する。
80
日本海軍の歴史
野村實
初版2002・最終版2004年◆A5判◆256頁◆予価5720円(本体5200円)
吉川弘文館
日本海軍は、なぜ日清・日露戦争の難局を乗り越え、世界三大海軍国の地位を築き得たのか。戦略に着目し、日本海軍興亡史を解き明かす。
81
大震災と歴史資料保存 阪神・淡路大震災から東日本大震災へ
奥村弘
初版2012・最終版2012年◆A5判◆234頁◆予価3520円(本体3200円)
吉川弘文館
阪神・淡路大震災以来、「歴史資料ネットワーク」を運営する著者が、史料の保全活動や収集、災害に強い地域社会づくりの提言をする。
82
明治の青年とナショナリズム 政教社・日本新聞社の群像
中野目徹
初版2014・最終版2014年◆A5判◆352頁◆予価10450円(本体9500円)
吉川弘文館
欧化主義の風潮に対抗した政教社と日本新聞社。その中心で活躍した青年たちの思想と行動を読み解き、近代のナショナリズム像を描く。
83
歴史のなかの『夜明け前』 平田国学の幕末維新
宮地正人
初版2015・最終版2015年◆四六判◆556頁◆予価5280円(本体4800円)
吉川弘文館
島崎藤村が幕末期の人間模様を描いた『夜明け前』。その舞台である地域の人々の、小説よりも多様な姿や物語の歴史的背景を描く。
84
日本古代の喪葬儀礼と律令制
稲田奈津子
初版2016・最終版2016年◆A5判◆280頁◆予価10450円(本体9500円)
吉川弘文館
唐令の影響を受けた古代の喪葬令。新史料「天聖令」による唐令復原の検討、奈良時代の天皇の葬送など多様な要素を論じ、特質を解明。
85
日本古代女官の研究
伊集院葉子
初版2016・最終版2016年◆A5判◆342頁◆予価9900円(本体9000円)
吉川弘文館
律令制は女性を官僚機構から〈排除〉する一方、重要政務を課し行政運営のなかに〈包摂〉した。女官の実態と政治的役割に迫る。
86
完全踏査 続古代の道 山陰道・山陽道・南海道・西海道
木下良監修/武部健一
初版2005・最終版2005年◆四六判◆296頁◆予価3080円(本体2800円)
吉川弘文館
道幅12メートル、全長6300キロに及んだ古代官道〈七道駅路〉。古代道路全線を実際に走破した完結編! 続編は西国四道をゆく。
87
描かれた戦国の京都 洛中洛外図屏風を読む
小島道裕
初版2009・最終版2009年◆A5判◆208頁◆予価2420円(本体2200円)
吉川弘文館
洛中洛外図屏風には戦国京都の権力者が描かれていた。誰が、何のために描かせたのか。製作背景を探り、読者を謎解きの世界へと誘う。
心理・教育
88
自己喪失の体験
バーナデット・ロバーツ/雨宮一郎・志賀ミチ訳
初版1989・最終版2005年◆四六判◆184頁◆予価3300円(本体3000円)
紀伊國屋書店
ある日突然、自己の一切を失った??著者は不思議な経験を通じて、「主客を超えた境地」に至る。自己の本質、人間存在の真相に迫る異色の体験記。
89
ユング心理学辞典
A・サミュエルズ、B・ショーター、F・プラウト/山中康裕監修/濱野清志、垂谷茂弘訳
初版1993・最終版2009年◆四六判◆226頁◆予価4950円(本体4500円)
創元社
3人の発達派ユンギアンによる本格的辞典。ユングの基本用語のみならず、フロイト派の精神分析用語もとり入れた広範な内容。
90
マインドストーム 子供、コンピューター、そして強力なアイデア
シーモア・パパート/奥村貴世子訳
初版1982・最終版2017年◆A5判◆276頁◆予価3850円(本体3500円)
未來社
MIT人工知能研究室でロゴプロジェクトを率いる著者が、ロゴの教育理念とコンピュータによる子供の創造性開発の可能性を語る。
文学・芸術
91
私の日本語雑記
中井久夫
初版2010・最終版2010年◆四六判◆274頁◆予価4070円(本体3700円)
岩波書店
名随筆家として知られる著者の、独特の文章感覚や文章表現の極意を初めて紹介。文化論・実践的言語論として卓抜な洞察が満載。
92
住宅建築
篠原一男
初版1964・最終版1994年◆四六判◆196頁◆予価3300円(本体3000円)
紀伊國屋書店
住宅に美を、空間に響きを。今なお後進に影響を与え続ける稀代の建築家が、自らが設計した七つの住宅をふまえ初めて著した人間の住まいへの考察と建築美学論。
93
動物絵本をめぐる冒険 動物-人間学のレッスン
矢野智司
初版2002・最終版2012年◆四六判◆260頁◆予価3520円(本体3200円)
勁草書房
絵本に登場する多くの動物たち。私たちはなぜ動物絵本を読むのだろうか? 擬人法を手がかりに、動物と人間の根源的関係を探る知の冒険旅行!
94
反美学 ポストモダンの諸相
ハル・フォスター編/室井尚、吉岡洋訳
初版1987・最終版2011年◆四六判◆312頁◆予価3850円(本体3500円)
勁草書房
20世紀末の社会的大変動の本質をとらえたポスト・モダニズムの古典。ハーバーマス、ボードリヤール、ロザリンド・クラウスらの論考を収録。
95
ミメーシスを超えて 美術史の無意識を問う
岡田温司
初版2000・最終版2001年◆四六判◆280頁◆予価4180円(本体3800円)
勁草書房
美術史における無意識のイデオロギーを相対化し、主体、トラウマ、メディウムと皮膚、見る・触れる、メタファー/メトミニーなどの観点から再考。
96
ポピュラー芸術の美学 プラグマティズムの立場から
リチャード・シュスターマン/秋庭史典訳
初版1999・最終版1999年◆四六判◆336頁◆予価3850円(本体3500円)
勁草書房
シェイクスピアもオペラも当初はポピュラーだった。ラップの分析などを通し、高級/ポピュラーの区分を退け、アートを生の全体へと拡張する。
97
ダンス・クリティーク 舞踊の現在/舞踊の身体
尼ヶ崎彬
初版2004・最終版2006年◆四六判◆276頁◆予価3300円(本体3000円)
勁草書房
バレエからコンテンポラリーまで、舞踊を語る基準としての身体論を展開。機能からイリュージョンまで、身体論を通し文化の核心へ。
98
先端で、さすわさされるわそらええわ
川上未映子
初版2007・最終版2008年◆四六判◆156頁◆予価1430円(本体1300円)
青土社
よるべなき虚空をゆく一個の疑問符は何を貫き、何に融けるのか? “少女≠ニいう憑坐を得て、いま言葉はさわぎだす。デビュー作を含む7編。
99
カタコトのうわごと
多和田葉子
初版1999・最終版2007年◆四六判◆230頁◆予価1980円(本体1800円)
青土社
日本とドイツで、日本語でもドイツ語でもない、独自の言葉の実践を続ける多和田葉子の思索の軌跡を集成。著者初のエッセイ集。
100
酔生夢詩
吉野弘
初版1995・最終版1995年◆四六判◆388頁◆予価2640円(本体2400円)
青土社
平易なことばで、日常の中から詩を紡ぎ上げてきた詩人の、虔ましいながらも強靭な視線が照らし出す、生命と言葉の回廊。エッセイ集。
101
男と男のいる映画
淀川長治
初版1996・最終版1996年◆四六判◆260頁◆予価2420円(本体2200円)
青土社
映画の華は男。ヴァレンチノ、ドロンからレスリー・チャン、ハーヴェイ・カイテルまで男・男・男の男づくし! 淀川長治、一世一代の野心作。
102
校正のこころ 増補改訂第2版 積極的受け身のすすめ
大西寿男
初版2009・最終版2009年◆四六判◆256頁◆予価2420円(本体2200円)
創元社
誰もが不特定多数に情報発信できる時代にこそ求められる校正の方法論を、古今東西の出版校正史をひもとき、職場で得た経験則と共に解き明かす。
103
日本の手道具
秋岡芳夫
初版1977・最終版1991年◆A5判◆230頁◆予価3300円(本体3000円)
創元社
著者永年の体験をふまえた手仕事尊重の思想を豊富な写真とともに述べたエッセイ。職人の話/伝統工芸村のプラン/大工道具昔話など。
104
料理のあとさき
土井勝、土井信子
初版1965・最終版1983年◆B6判変型◆207頁◆予価2420円(本体2200円)
創元社
一つ一つの料理を作ることは上手になった若い女性や家庭の主婦に、楽しく読んで学んでいただきたい料理随筆。
105
エーゴン・シーレ 日記と手紙
エーゴン・シーレ/大久保寛二編訳
初版1991・最終版2004年◆四六判◆316頁◆予価5280円(本体4800円)
白水社
夭折の画家シーレの芸術の魔力、死とエロティシズムの秘密を物語り、生活から人間模様まで、シーレの肉声が聞こえてくる一級資料。
106
ラヴェル
ヴラディミール・ジャンケレヴィッチ/福田達夫訳
初版1970・最終版2005年◆四六判◆292頁◆予価5280円(本体4800円)
白水社
絢爛たる技巧の奥にひそむ作曲家の内面を透視し、ラヴェルの創作美学の本質に迫る。同時代を生きた碩学の比類なき作曲家論。
107
ピーター・ブルック回想録
ピーター・ブルック/河合祥一郎訳
初版2000・最終版2000年◆四六判◆312頁◆予価4840円(本体4400円)
白水社
二十世紀を代表する演出家が、あらためて自分の人生をたどり、舞台創造にとって必要な鍵は何かを語った待望の自伝。
108
罠/ボーイング=ボーイング(『今日のフランス演劇3』を改題)
サガンほか/岩瀬孝、鈴木康司、大久保輝臣、和田誠一訳
初版1966年◆四六判◆352頁◆予価4400円(本体4000円)
白水社
サガン「スエーデンの城」、カモレッティ「ボーイング=ボーイング」、トマ「罠」、ルッサン「終わりなき愛」の傑作戯曲4作品を収録。
109
ヴォルポーネ/錬金術師(エリザベス朝演劇集U)
ベン・ジョンソン/小田島雄志訳
初版1996・最終版1996年◆四六判◆453頁◆予価5940円(本体5400円)
白水社
表題2作の傑作喜劇は現実を鋭く描写し、人間の貪欲と愚行を徹底的に風刺するベン・ジョンソンの代表作。小田島雄志の個人訳で贈る。
110
古書修復の愉しみ[新装版]
アニー・トレメル・ウィルコックス/市川恵里訳
初版2004・最終版2010年◆四六判◆230頁◆予価3960円(本体3600円)
白水社
当代一の書籍修復家に弟子入りした著者が、本を愛する心、手仕事の技を学ぶ愉しみ、実践する喜び、日本の伝統との出会いを感動的に描く。
111
ワット
サミュエル・ベケット/高橋康也訳
初版1971・最終版2010年◆四六判◆329頁◆予価4620円(本体4200円)
白水社
語りえないものを語ろうとする主人公ワットの精神の破綻を、複雑な語りの構造を用いて示した現代文学の奇作。
112
人と超人/ピグマリオン ベスト・オブ・ショー
バーナード・ショー/倉橋健、喜志哲雄訳
初版1993・最終版1997年◆四六判◆282頁◆予価4950円(本体4500円)
白水社
喜劇「人と超人」、『マイ・フェア・レディ』の基となった「ピグマリオン」の2作を収めた、ユーモアとウィットに富む傑作戯曲集。
113
デザインの仕事机から
田中一光
初版1990・最終版1993年◆四六判◆290頁◆予価3850円(本体3500円)
白水社
国内外のアート・ディレクターやデザイナーから圧倒的な支持を得ている著者がデザインの現場、文化の基盤と発想を縦横に語る。
114
マラケシュの声 ある旅のあとの断想
E.カネッティ/岩田行一訳
初版2004・最終版2010年◆四六判◆172頁◆予価2090円(本体1900円)
法政大学出版局
古都マラケシュの人々の心に深く旅し、その聴覚的世界に魂の始源の郷国をさぐる。作者の死の意識の風景にこの都の内的現実を鮮明に浮彫りにした紀行文学的文明論。
115
壁のしみ 短編集
ヴァージニア・ウルフ/川本静子訳
初版1999・最終版1999年◆四六判◆232頁◆予価3740円(本体3400円)
みすず書房
伝統的手法、前衛的小説理論、レズビアニズム… さまざまな文学の可能性をさぐったウルフ。「公爵夫人と宝石商」から「キュー動物園」まで全15編。
116
病むことについて
ヴァージニア・ウルフ/川本静子編訳
初版2002・最終版2002年◆四六判◆264頁◆予価3300円(本体3000円)
みすず書房
ウルフの多様な側面が浮かびあがる、エッセイ14篇+短編2篇。インフルエンザに罹ったときの心理、『源氏物語』の書評、父の思い出、伝記論、書評論…
117
カフカ自撰小品集
フランツ・カフカ/吉田仙太郎訳
初版2010・最終版2010年◆四六判◆232頁◆予価3300円(本体3000円)
みすず書房
初期・中期・後期に自身によって編まれた3冊の小品集『観察』『田舎医者』『断食芸人』。文体が生み出す息づかいを見事にうつしとった名訳でおくる。
118
旅は驢馬をつれて
ロバート・L・スティヴンスン/小沼丹訳 江國香織解説
初版2004・最終版2004年◆四六判◆256頁◆予価3300円(本体3000円)
みすず書房
『宝島』『ジキル博士とハイド氏』の著者、スティヴンスンがちいさな驢馬をつれ、南仏の山々を抜ける旅に出た。生きる歓びに満ちた、愛すべき旅行記。
119
素白先生の散歩
岩本素白/池内紀編
初版2001・最終版2011年◆四六判◆248頁◆予価3080円(本体2800円)
みすず書房
国文学者、随筆家であった岩本素白。愛用のステッキを友に、さびれた宿駅をめぐり、横丁の路地裏にあそぶ。ひそやかな華やぎ匂う遊行随筆の名品。
120
古事記研究
西郷信綱
初版1973・最終版2002年◆A5判◆320頁◆予価5280円(本体4800円)
未來社
『古事記』のテキストを根源的に読み直し、従来の文献学的解釈を徹底的に批判するなかから『古事記』読解の方法を画期的に方向転換させた決定版。
121
パロディの理論
ハッチオン/辻麻子訳
初版1993・最終版1997年◆四六判◆294頁◆予価3520円(本体3200円)
未來社
パロディは諷刺やからかい、模倣や嘲笑ではない。美術や映画、音楽、建築など横断的にパロディの成立可能性を論ずる。
122
ハムレット・マシーン シェイクスピア・ファクトリー
H・ミュラー/岩淵達治、谷川道子訳
初版1992・最終版2004年◆四六判◆326頁◆予価3080円(本体2800円)
未來社
旧東独に留まりながらヨーロッパの歴史を拠りどころに強靱な批判精神を発揮した劇作家H・ミュラーの注目のテクスト集。他に「タイタス解剖」他。
123
濠渠と風車
埴谷雄高
初版1957・最終版1977年◆四六判◆332頁◆予価4180円(本体3800円)
未來社
埴谷雄高の「××と××」シリーズとしてよく知られた評論集の記念すべき第一冊。文学的思索と社会思想の結節を熟慮する終局の評論40篇を収録。
124
平等院鳳凰堂 現世と浄土のあいだ
冨島義幸
初版2010・最終版2010年◆A5判◆212頁◆予価3300円(本体3000円)
吉川弘文館
現世と極楽浄土を結ぶ空間=平等院鳳凰堂。建築・仏像・絵画・庭園などを捉え直し、平安仏教の世界観と人々の祈りの姿を読み解く。
法律・経済・政治
125
戦後治安体制の確立
荻野富士夫
初版1999・最終版1999年◆A5判◆408頁◆予価6820円(本体6200円)
岩波書店
破防法、公安調査庁を要とする戦後の治安体制の特質とは何か。戦後初期の膨大な資料を駆使して謎に包まれた権力の全体像に迫る労作。
126
ヨーロッパ思想史における〈政治〉の位相
半澤孝麿
初版2003・最終版2003年◆A5判◆394頁◆予価7920円(本体7200円)
岩波書店
自由・非政治的なもの・保守主義の考察を軸にヨーロッパ固有の政治思想史を新たに語りなおし、その限界を明らかにする試み。
127
自由と権利 政治哲学論集
ジョセフ・ラズ/森際康友訳
初版1996・最終版2008年◆四六判◆350頁◆予価4180円(本体3800円)
勁草書房
自由、権利、公正、道徳など錯綜する諸価値をどのように秩序づけるか。ロールズらが提起した問いを射程に、より根源的なアプローチを試みる。
128
ソ連とは何だったか
塩川伸明
初版1994・最終版1996年◆四六判◆272頁◆予価3850円(本体3500円)
勁草書房
「虚偽で塗りこめられた圧政の体制」は、なぜ70余年もつづいたのか。生身の人間がつくった、矛盾に満ちた国の当り前の現実を明らかにする。
129
日本森林行政史の研究 環境保全の源流
西尾隆
初版1988・最終版1988年◆A5判◆400頁◆予価8580円(本体7800円)
東京大学出版会
明治維新期から戦後改革にいたる森林行政の史的展開を、公共政策と行政官庁との間に働く相互作用という視点から考察した先駆的研究。
130
開国経験の思想史 兆民と時代精神
宮村治雄
初版1996・最終版1996年◆A5判◆320頁◆予価6600円(本体6000円)
東京大学出版会
中江兆民を中心に、福沢諭吉、陸羯南などの思想的営為に含まれる意味を考察し、近代日本思想の原点に迫る。
131
財政調整の一般理論
金井利之
初版1999・最終版1999年◆A5判◆256頁◆予価7700円(本体7000円)
東京大学出版会
複数政府間の財源管理を考察する枠組としての財政調整制度の一般形態を、行政制度とその運営の実務的・行政的技術に焦点をあて、析出する。
132
法人処罰と刑法理論
樋口亮介
初版2009・最終版2009年◆A5判◆240頁◆予価6380円(本体5800円)
東京大学出版会
法人処罰をめぐる議論を国際比較を踏まえて多角的に検討し、刑法理論上での位置づけを明らかにするとともにその具体的要件を構築する。
133
台湾の政治 中華民国台湾化の戦後史
若林正丈
初版2008・最終版2010年◆A5判◆528頁◆予価8140円(本体7400円)
東京大学出版会
「中華民国台湾化」の視角から、自らのアイデンティティと政治主体の変化に着目して台湾政治の構造変動を描いた通史の決定版。
134
最悪のシナリオ 巨大リスクにどこまで備えるのか
キャス・サンスティーン/田沢恭子訳 齊藤誠解説
初版2012・最終版2012年◆四六判◆360頁◆予価5060円(本体4600円)
みすず書房
テロ、気候変動、巨大地震… 壊滅的で取り返しのつかない大災害にいかに向き合うべきなのか。予防原則と費用便益分析の狭間で、粘り強く考える。
135
妊娠中絶裁判 マリ=クレール事件の記録
〈ショワジール〉会編/辻由美訳
初版1987・最終版1987年◆四六判◆304頁◆予価5060円(本体4600円)
みすず書房
カトリックの国フランスで人工妊娠中絶が合法化されるきっかけとなった、マリ=クレール事件(ボビニ裁判)の記録。序 シモーヌ・ド・ボーボワール
136
恥を捨てた日本人 民主主義と〈家〉の論理
三戸公
初版1987・最終版1988年◆四六判◆310頁◆予価3520円(本体3200円)
未來社
世界的に燃え上がったジャパン・バッシングの根にある日本人の経営のエートスを著者はさりげないエッセーや小論文で的確に、家の論理で解明する。
137
天皇制国家の支配原理
藤田省三
初版1966・最終版1994年◆A5判◆206頁◆予価3080円(本体2800円)
未來社
近代日本の国家像構築の基底をなす「天皇制」の支配構造を対象自体の論理に内在し、対象自体の論理的帰結から批判的に内破した古典的名著第2版。
自然科学・医学
138
南部陽一郎 素粒子論の発展
南部陽一郎/江沢洋編
初版2009・最終版2009年◆A5判◆514頁◆予価6160円(本体5600円)
岩波書店
南部博士の提起した「対称性の自発的破れ」とは何か。新たな概念の誕生とその影響を博士の講演やインタビューなどを集めた初の論集。
139
一般システム思考入門
ジェラルド・M.ワインバーグ/松田武彦監訳/増田伸爾訳
初版1979・最終版2009年◆A5判◆352頁◆予価4400円(本体4000円)
紀伊國屋書店
固有の学問領域にとらわれない、自由で柔軟な発想のための思考法を平易に説き、あらゆる人々の思考の枠組みを拡げる一冊。
140
延長された表現型 自然淘汰の単位としての遺伝子
R.ドーキンス/日敏隆・遠藤彰・遠藤知二訳
初版1987・最終版2006年◆四六判◆560頁◆予価5500円(本体5000円)
紀伊國屋書店
世界に衝撃を与えた『利己的な遺伝子』に続く第2作。前著を拡大・深化させるとともに、社会生物学論争で自らに向けられた批判に回答した、スリリングな一冊。
141
鯨と原子炉 技術の限界を求めて
ラングドン・ウィナー/吉岡斉・若松征男訳
初版2000・最終版2000年◆四六判◆308頁◆予価4180円(本体3800円)
紀伊國屋書店
原子炉に代表される暴走するテクノロジーの発展は止められないのか。技術論議に潜む重大な落とし穴を解き明かしながら、「技術の政治哲学」の構築を目指す。
142
誤差論
カール・F.ガウス/飛田武幸・石川耕春訳
初版1981・最終版2011年◆A5判◆190頁◆予価3850円(本体3500円)
紀伊國屋書店
確率論、天文学、測地学などの分野で先導的役割を果たしてきたガウス誤差論を初集成。ガウスは自然現象からいかに豊かな数学的法則を導きえたのか。
143
シンメトリー
ヘルマン・ヴァイル/遠山啓訳
初版1970・最終版2006年◆A5判◆176頁◆予価2970円(本体2700円)
紀伊國屋書店
自然、芸術、建築など、あらゆる領域から〈シンメトリー〉を拾い上げ、それらを貫く原理を探る。世界的数学者の思想が“結晶”した名著。
144
動物たちの自然健康法 野生の知恵に学ぶ
シンディ・エンジェル/羽田節子訳
初版2003・最終版2006年◆四六判◆368頁◆予価3850円(本体3500円)
紀伊國屋書店
自然界は薬の宝庫! 野生動物は自然の偉大な治癒力を知っていた。現代人の健康管理にも疑問を投げかける、動物の〈自己治療〉をめぐる初めての本。
145
現代建築史
ケネス・フランプトン/中村敏男訳
初版2003・最終版2015年◆A5判◆660頁◆予価8360円(本体7600円)
青土社
近現代建築の巨匠・様式・技法・実践を、広汎かつ周到に掘り下げ、建築におけるモダニズムの思考と展開に迫る、建築史の重要基本書。
146
昆虫食はいかが?
ヴィンセント・M・ホールト/友成純一訳
初版1996・最終版1996年◆四六判◆180頁◆予価1760円(本体1600円)
青土社
メニューは豊富でレシピは簡単! いま、世界で密かに進行中の、食用昆虫の養殖をにらみ、昆虫食先進国の日本で、究極のグルメ本として蘇る。
147
偶然とは何か 北欧神話で読む現代数学理論全6章
イーヴァル・エクランド/南條郁子訳
初版2006・最終版2013年◆四六判◆280頁◆予価3300円(本体3000円)
創元社
くじ引き、量子力学、不完全性定理、金融オプションなど一件関係ないテーマ間を縦横に移り、透徹した視線で諸現象の本質を鮮やかにえぐり出す。
148
気功への道
津村喬
初版1990・最終版2011年◆四六判◆300頁◆予価3630円(本体3300円)
創元社
気功は中国伝統の心身鍛練術だが、潜在能力を高め健康法としても大きな効果がある。気功の全体像を紹介し、気功の実際を示す入門書。
149
磯魚の生態学
奥野良之助
初版1996・最終版1996年◆四六判◆210頁◆予価2970円(本体2700円)
創元社
生態学の構成部分にすぎない生物(種)でなく、一つ一つ種がになっている進化の歴史を明らかにする。
150
野生馬を追う ウマのフィールド・サイエンス
木村李花子
初版2007・最終版2007年◆A5判◆224頁◆予価4180円(本体3800円)
東京大学出版会
周縁に生きる馬たちに魅せられ世界を彷徨う女性研究者が描く馬と人間をめぐる動物記。馬たちの息づかいとフィールドの情景を鮮やかに描写する。
151
いま自然をどうみるか[増補新版]
高木仁三郎
初版1998・最終版2011年◆四六判◆292頁◆予価3960円(本体3600円)
白水社
共生の思想に基づいて新たな地球像と人間の生き方をさぐる。根源的エコロジズムの記念碑的名著。未来に向けた行動への決意。
152
科学・技術と現代社会 新装合本
池内了
初版2014・最終版2015年◆四六判◆784頁◆予価6380円(本体5800円)
みすず書房
人類の起源から、科学者の倫理、原発、地球環境問題まで。多様な事例から問題の本質に迫る著者のライフワーク。現代の危機を知るための百科全書。
153
医療倫理1 よりよい決定のための事例分析
グレゴリー・E・ペンス/宮坂道夫・長岡成夫訳
初版2000・最終版2004年◆A5判◆392頁◆予価7040円(本体6400円)
みすず書房
カレン・クィンラン事件、ベビー・ジェーン・ドウ事件…… 死ぬ権利、遺伝子診断、臓器移植など、道徳的な問いに答えるためのケーススタディ集。
153
医療倫理2 よりよい決定のための事例分析
グレゴリー・E・ペンス/宮坂道夫・長岡成夫訳
初版2001・最終版2001年◆A5判◆448頁◆予価7370円(本体6700円)
みすず書房
カレン・クィンラン事件、ベビー・ジェーン・ドウ事件…… 死ぬ権利、遺伝子診断、臓器移植など、道徳的な問いに答えるためのケーススタディ集。
154
不健康は悪なのか 健康をモラル化する世界
J・M・メツル、A・カークランド編/細澤・大塚・増尾・宮畑訳
初版2015・最終版2016年◆A5判◆296頁◆予価5500円(本体5000円)
みすず書房
精神医療、遺伝子医療、原子力政策、グローバルヘルス・サイエンス…… 多面的に批判的考察を加えて、私たちの〈健康〉のあるべき姿を思索する。

●リクエストをお送り下さる場合は、リストのチェックをご確認の上、以下の項目にも入力をお願いいたします。
●お名前・メールアドレス以外の項目は、必須項目ではございません。

※ご記入いただいた個人情報は、リーフレット等の送付や今後の企画の参考にさせていただく以外の目的で使用することはありません。
お名前

 ( 男  女           選択しない )
年齢

ご住所

電話番号

ご職業

メールアドレス

 ( メールを受け取る  メールを受け取らない )

●リスト以外の11社の品切書で復刊をご希望の書籍がございましたら、書名・著者名・出版社名をお知らせください。
書名

編著者名

出版社名

●リクエストされた理由、コメント、〈書物復権〉へのご意見などをご記入ください。

*フォーム送信がうまくいかない場合は、お手数ですがメールで同内容を、
紀伊國屋書店ホールセール部(shomotsu_fukken@kinokuniya.co.jp
宛にご送信願います。

書物復権 参加出版社

■岩波書店
〒101-8002
千代田区一ツ橋2-5-5
TEL 03-5210-4113
■紀伊國屋書店
〒153-8504
目黒区下目黒3-7-10
TEL 03-6910-0519
■勁草書房
〒112-0005
文京区水道2-1-1
TEL 03-3814-6861
■青土社
〒101-0064
千代田区神田猿楽町2-1-1 浅田ビル1F
TEL 03-3294-7829
■創元社
〒101-0051
千代田区神田神保町1-2 田辺ビル
TEL 03-6811-0662
■東京大学出版会
〒153-0041
目黒区駒場4-5-29
TEL 03-6407-1069
■白水社
〒101-0052
千代田区神田小川町3-24
TEL 03-3291-7811
■法政大学出版局
〒102-0073
千代田区九段北3-2-3
TEL 03-5214-5540
■みすず書房
〒113-0033
文京区本郷2-20-7
TEL 03-3814-0131
■未來社
〒156-0055
世田谷区船橋1-18-9
TEL 03-6432-6281
■吉川弘文館
〒113-0033
文京区本郷7-2-8
TEL 03-3813-9151
 
 
 
 

プライバシーマーク

個人情報保護方針

株式会社紀伊國屋書店 本社:東京都新宿区新宿3-17-7 東京都公安委員会 古物商許可番号 304366100901
Copyright © KINOKUNIYA COMPANY LTD.