岩波ジュニア新書<br> ブッダ物語

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岩波ジュニア新書
ブッダ物語

  • 著者名:中村元/田辺和子
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 岩波書店(2022/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784005001712

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内容説明

ブッダは「お釈迦さま」の名で知られる仏教の開祖です.シャカ族の王子に生まれ,生きる苦しみから悟りを開き教えを説くにいたったその生涯をたどり,仏教の教義をわかりやすく説明します.四苦八苦,因縁,縁起,業などよく使われる言葉の本来の意味を解説し,悟りとは何かを明らかにするやさしい仏教入門.

目次

Ⅰ 誕生┴1 シャカ族┴2 白象の夢┴3 ルンビニーで┴4 母の死┴Ⅱ 宮廷の栄華┴1 王宮の生活┴2 結婚┴3 人の苦しみにふれて┴Ⅲ 出家┴┴1 王宮をあとに┴2 カピラヴァットゥの騒ぎ┴3 出家者として┴4 アーラーラ仙人とウッダカ仙人┴5 苦行┴6 スジャーター┴Ⅳ 悟りを開く┴1 菩堤樹の下で┴2 悟り┴3 悟りの楽しみ┴4 ブッダのためらい┴5 ベナレス┴Ⅴ 教えを説く┴1 最初の説法──五人の同行者┴2 青年ヤサの出家┴┴3 神変┴4 サーリプッタと師アッサジとの出会い┴5 モッガラーナと母──盂羅盆の由来┴6 死の床についた僧とブッダ┴Ⅵ ブッダの弟子たち┴1 死んだわが子をだいて走る母┴2 人の指の首飾り┴3 無心┴4 ビンビサーラ王とアジャータサットゥ王┴5 ブッダとパセーナディ王┴Ⅶ 最後の旅┴1 鷲の峰をあとに┴2 没落しないために┴3 ガンジス河を渡る┴4 ヴェーサーリーにて┴5 旅に病む┴6 鍛冶工チェンダのいたみ┴Ⅷ 入滅┴1 臨終の地をめざして┴2 臨終のことば┴3 死を悼む┴4 遺骨の分配と崇拝┴1 シャカ族┴2 白象の夢┴3 ルンビニーで┴4 母の死┴Ⅱ 宮廷の栄華┴1 王宮の生活┴2 結婚┴3 人の苦しみにふれて┴Ⅲ 出家┴1 王宮をあとに┴2 カピラヴァットゥの騒ぎ┴3 出家者として┴4 アーラーラ仙人とウッダカ仙人┴5 苦行┴6 スジャーター┴Ⅳ 悟りを開く┴1 菩堤樹の下で┴2 悟り┴3 悟りの楽しみ┴4 ブッダのためらい┴5 ベナレス┴Ⅴ 教えを説く┴1 最初の説法──五人の同行者┴2 青年ヤサの出家┴3 神変┴4 サーリプッタと師アッサジとの出会い┴5 モッガラーナと母──盂羅盆の由来┴┴6 死の床についた僧とブッダ┴Ⅵ ブッダの弟子たち┴1 死んだわが子をだいて走る母┴2 人の指の首飾り┴3 無心┴4 ビンビサーラ王とアジャータサットゥ王┴5 ブッダとパセーナディ王┴Ⅶ 最後の旅┴1 鷲の峰をあとに┴2 没落しないために┴3 ガンジス河を渡る┴4 ヴェーサーリーにて┴┴5 旅に病む┴6 鍛冶工チェンダのいたみ┴Ⅷ 入滅┴1 臨終の地をめざして┴2 臨終のことば┴3 死を悼む┴4 遺骨の分配と崇拝┴

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

69
次男の世界史課題図書。深掘りのため、私との感想会が希望とのことで、急遽読破。生前の帝釈天を始め、神々が試すブッダの心。老/病/死という根源的な悩み、「無常」。瞑想の試練を通して見えた気づき、「無明」。辿り着く悟りと、拓く道、「八正道」。真理が、”四苦八苦”。苦諦を踏まえた集諦により辿り着く滅諦。これぞ道諦也。説いた理法に魂を遺し伝承。故に、現代にも続く聖地ブッダガヤへの旅。唯一、「5戒」の説明が簡略すぎるので、次男と会話する際は別途補足必須かな。2019/08/23

Shoko

25
ブッダとは真理を悟った人という意味で、仏教の開祖だけを指す言葉ではない。またシャカ(釈迦)とも呼ばれるけれど、これも種族の釈迦族からきていて個人名ではない。ゴータマ・シッダールタが個人名。ゴータマ・ブッダについては前世どころか、前前前前前世くらい、生まれ変わるたびに徳を重ねたことが伝えられている。例えば、うさぎに生まれた時 道に迷ったバラモンに、火を起こして、焼けた自分の肉を食べてくださいと火に飛び込むのは有名な話。輪廻=苦しみとの考えも初めて知る。「人間は無知と行いと欲望のために、生と死と病にいたる→2023/03/19

KAKAPO

24
島田裕巳さんの『ブッダは実在しない』の次に読みました。書かれていることは、言い伝えに忠実であろうとするためか、まるで、おとぎ話のようで、リアリティに欠けるので、期せずして、ブッダは創られた教祖なのではないか?という疑念を強めるものでした。しかし、ブッダの教えが時代と共に創造・精製されたものであったとしても、私たちが追い求めるものは、命の炎が弱まるにつれて色あせて行くものであることは間違いありません。ブッダが残したとされる言葉の数々に思いを巡らせ、自らの答えを探す者は、ブッダの弟子と言えるのかもしれません。2019/01/27

黒頭巾ちゃん

18
ジュニアレベルではなく、高くて分かりやすく、読みやすい!ブッダは高貴な生まれだが、禁じられていた街に出たときの疑問から出家します。「人は死に、常に変化する。執着を捨てる」がメインな考えですね。生い立ちから亡くなるまではもちろん、数々のエピソード(子供を亡くした母への芥子の花、読経を覚えられない弟子への雑巾がけで汚れをとる、身につける話)などてんこ盛りです。これがジュニア新書ということは、昔の子供への教育レベルは高く、大人の倫理観も高かったと思います2017/01/22

おおにし

17
仏教入門書の積読本をそろそろ一掃しようと思い、その中で一番読みやすい本書からスタート。ブッダ架空説もあるようだが、ブッダ物語を読んで感じるのはブッダの人間味のある姿である。生まれてすぐに歩いて「天上天下唯我独尊」と宣った割には、王宮の中でぬくぬく育って外界の人々の苦しい日々を知らなかったとか、悟りを開いた後も真理を自分だけのものにして人に教えることを出し惜しみしたなど、そんなエピソードを読むとブッダにとても親しみがわいてくる。ブッダの死因が食中毒だったという点にも人間ブッダの姿を感じた。2019/09/14

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