内容説明
子どもたちの「学校に行きたい!」を支えて――バングラデシュで長く学校づくりに取り組んできたNGOの活動を,日本からの参加者・現地の生徒たちの生の声とともに紹介.支援する側・される側ではなく,たがいに当事者として「協働」するパートナーシップのあり方を考える.共に歩む未来をつくる,これからの国際協力とは?
目次
はじめに┴第一章 変化するバングラデシュと教育┴バングラデシュの成り立ちと国土,民族,宗教┴変化するバングラデシュ―経済発展の表と裏┴バングラデシュの教育制度┴就学率のめざましい向上の光と影┴MDGs優等生としてのバングラデシュ,SDGs達成に期待されること┴第二章 「学校に行きたい!」を支える┴寺子屋を贈る活動が始まった┴この呼びかけに応えて┴お母さんたちも学び始めた┴青空教室からレンガ校舎へ┴学校での学びが子どもたちを変えた,大人たちをも変えた┴なぜ学校に行けない子どもたちがいるの?┴職業訓練校も始まった┴スタディツアーで交流を深める┴ACEFに関わって┴第三章 国際協力が人を育てる┴BDPの卒業生たちはいま┴スタディツアーに参加した日本の若者たち┴スタディツアーから子ども支援の道へ (小野道子)┴スタディツアーから研究者に (西村幹子)┴第四章 SDGs時代に求められる国際協力とは┴垂直から水平へ┴ドナークライアントからクリティカルフレンドへ┴共通の価値を新たに作り出す┴今後の国際協力のあり方┴おわりに┴これからの国際協力を担う若い人たちへ (舩戸良隆)
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