岩波少年文庫<br> グレイ・ラビットのおはなし

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岩波少年文庫
グレイ・ラビットのおはなし

  • 著者名:アリソン・アトリー/石井桃子/中川李枝子
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 岩波書店(2021/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784001140040

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内容説明

森の一軒家で,働きもののグレイ・ラビットは,うぬぼれやの野うさぎヘアと,いばりやのリス・スキレルといっしょに仲よく暮しています.牛乳屋のハリネズミ一家,物知りのフクロウ,恐ろしいキツネやイタチなど,森の仲間たちが活躍する有名なシリーズから,未紹介の最初の4話を選び,心をこめた決定訳で贈ります.

目次

第一話 スキレルとヘアとグレイ・ラビット┴第二話 どのようにして、グレイ・ラビットは、しっぽをとりもどしたか┴第三話 ヘアの大冒険┴第四話 ハリネズミのファジー坊やのおはなし┴訳者あとがき┴カバー・さし絵 フェイス・ジェイクス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

51
灰色ウサギだからグレイラビットなんですね。読む前はピーターラビットやシルバニアファミリーをイメージしてましたが、そこに、ムーミンも足したい気分です。基本、ほのぼのした動物のお話は癒されるので、好きです。アニメや人形劇で見てみたい。2017/01/31

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

39
森で暮らすウサギのグレイ・ラビット、野ウサギのヘア、リスのスキレル。自然描写を感じながら、森で暮らす動物たちのちょっとした事件や冒険物語。ドキドキハラハラしつつも、ほのぼのとして楽しかった。2022/05/24

coco

31
挿し絵のイラストは可愛らしいけれど、お話自体は割と、きちんと自然の世界の摂理に沿って描かれているため、ハラハラしながら読み進めていく部分も多々ありました。働き者で心優しいグレイ・ラビットですが、仲間がピンチになったときに助けにいく行動力もあり、優しさだけでなく心の強さも感じました!2021/02/20

おおた

23
読了後に「よかった」とため息一つ。3匹一つ屋根の下に暮らす、気取り屋の野ウサギ・ヘアとお調子者のリス・スキレルと献身的なグレイ・ラビット。刺激的な事件が起きるわけではないし、草食動物が卵のサンドイッチを食べたりもするけど、この小さな世界にいつまでも浸っていたいと想わされる。単なるおままごとに終始せず、時にはしっぽを取られたり、「だまされシチュー」を作るキツネに拐かされたりするところを、いかに小さいものの知恵で乗り切るかも楽しみ。ちがう挿絵が定番らしいが、本書のFaith Jaquesも丁寧な絵ですてき。2016/01/30

♪みどりpiyopiyo♪

19
森のかわいい動物達の冒険物語を読みました。さっきの青い表紙の大型絵本とは挿絵違いです。訳は一緒。お話の感想はこちら↓  https://bookmeter.com/reviews/66778165 ■この版には 訳者あとがき があって、作者アトリーの生い立ちから、91歳で亡くなる直前までこのシリーズを書き続けたこと等が明かされます。大人のための美しい随筆、青少年のためのファンタジー、幼い人のためのお話と、多作だったのですね。(→続2017/09/19

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