内容説明
「毎日,楽しく生きたい!」「好きなことだけしたい!」のに,友達や恋愛,部活のこと,進路や将来のこと等々,悩みや迷いが尽きない中学・高校時代.そんな人たちに,「人生の回答書」を授けます.学校現場や,相談窓口で10代に寄り添う12人が紹介する本には,答えだけでなく希望や生きる上でのヒントもいっぱいです!
目次
はじめに┴序章 読書コト始め(梅棹学)┴推理小説の醍醐味┴笑う読書┴一冊の本をみんなで読む楽しさ┴答えを求めて読む┴本に即効性はない┴新しい視点を得る┴そして自分に出会う┴1章 生きることを楽しみたいとき┴◆「ふつう」を楽しむ(山崎ナオコーラ)┴キャラ立ちしない主人公┴周囲が主人公の形を作る┴そこに,日常があるということ┴大事なことは……┴◆こじらせ女子を楽しむ方法(トミヤマユキコ)┴流行語大賞┴自分らしく生きる「こじらせ女子」┴「こじらせ女子」を克服する方法┴◆正しいHの教科書(高橋幸子)┴一六歳の選択┴「思いがけない妊娠」は誰にでも起きうる┴性感染症は特別なことではない┴おわりに┴◆部活,その鮮やかな記憶(高原史朗)┴父がくれたもの┴部活,その鮮やかな記憶┴諦めた者と勝ち残った者の物語┴今,迷いを抱えるあなたへ┴まぶしい時間┴2章 ネガティブ思考に陥ったとき┴◆思春期の憂鬱(金子由美子)┴(母)親からの自立┴しあわせとは何か┴性との出会い┴さみしさに向き合う┴男らしさ,女らしさって何?┴家族って,やっかい,でも面白い!┴◆月曜日の朝にお腹が痛くなったら(木下通子)┴プロローグ・明日は月曜日┴司書のいる学校図書館┴「学校に行きたくない」って思ったら┴自分を信じる┴独りでいてもいいじゃない┴自分らしくあるために┴答えはすべて本の中に隠れている┴エピローグ・また明日ね!┴◆友だちのつくりかた(山本宏樹)┴「友だち病」に効く二冊┴「人心掌握マニュアル」の誘惑┴「仲良く生きること」と「善く生きること」┴おわりに┴3章 将来を考え始めたとき┴◆もし,あなたのバイト先が「ブラックバイト」だったら(菅間正道)┴コンビニでこんな働き方をさせられたら?┴法律的にはどうなんだろう?┴声をあげて,立ち上がった時に武器になる憲法┴「何かあったらすぐ団交やります」┴おわりに 知は力┴◆地方で生きるor東京で生きる(阿部真大)┴地方で生きることの変化┴「まち」と「田舎」の違い┴野心的な若者と東京┴「地方で生きる」の二つの類型┴自分を変えるための「移動」┴移動することで潜在能力を高める┴横に向かう生き方┴◆意識高い系ですが,何か?(打越さく良)┴「他者」という存在┴違っても,一緒に生きる┴「違い」を知る,そして意識し続ける┴感度を常に上げること┴生きることの意味┴再び,生きることの意味を考える┴終章 本はともだち(夏川草介)┴須坂にて,ある夏の日に┴『100万回生きたねこ』┴新田次郎作品との出会い┴高校生におすすめの本┴次のハードル┴読書には“三つ”のいいことがある┴正解のない問題に向き合う┴「考える」ということ┴さらなる深みへ┴おわりに┴セレクトブックリスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ🍀
岡部敬史/おかべたかし
モリー
ちゃも
MK