ひさかたのおと(2)

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ひさかたのおと(2)

  • 著者名:石井明日香【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2018/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065120996

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内容説明

小笠原周辺の小さな島「青島」に赴任することになったカタブツ教師・巽(たつみ)は、自分の常識では計り知れない現象にあう。それはいつからか忘れてしまったような、自然のもたらすあたたかいファンタジー。彼は歓迎されているのか、それとも……? 青い島がいざなう、五感の向こう側。それは日常に紛れそびれた、ほんの一瞬の奇跡。ゆたかな光と風にあふれる物語、完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

42
もっと売れてよい本のはず!どうも他に出版された作品は無いみたいだが、詰め込まれた暖かい発想が満ち満ちているような作風。巽が島で廻りあった不思議な因果は、巡り廻って巽の元へ。魂とその役割は決して宗教的なものではなく、どちらかといえばアミニズムに寄った描き方だが、自然と魂の回帰の表現は力強かった。もっと作品が読みたい漫画家さんだ。2020/10/31

しましまこ

22
気が凝って様々な形を結ぶ…なんて美しい世界。「いつか大きくなったら 返しにいこうね あの島へ」お母さんの言葉の意味が分かったよ、きれいに完結。もっと読んでたかった。2018/07/14

ツキノ

17
【もっと読みたい世界観】2018年7月発行。そして2巻は未読のままスタンバっていたことを知っている。夏に読めてよかった。もっといろんなエピソードを知りたかった。青島の秋は?冬は?でも夏で終わっているのがいいのかな。2022/08/02

IENEKO

8
巽が何故島を離れていたのか、イクリとは「ひさかたのおと」とは何なのかが星まつりの夜に明らかになる。鈴婆ァ、良かった。巽を狂言回しにしていくらでも続けることが可能な話だと思うけど、巽が本当に靑島に戻ってきたところできっちり終わらせたのが逆に余韻を深めたように思う。でも、たった1話しか登場しなかったけど、堀ノ口との話はもっと読んでみたいと偏った趣味の私は思ってしまうのでした。お気に入り2018/07/12

みっちぃ

7
星祭りのお神楽、見てみたい!映像化されたらいいのに!と思う反面、想像の中にとどめておきたいという気持ちも。映像化して「違う」と思いたくないからね。とても素敵な作品でした。2018/12/12

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