徳間文庫<br> 地 獄 (下)(電子復刻版)

個数:1
紙書籍版価格
¥512
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

徳間文庫
地 獄 (下)(電子復刻版)

  • 著者名:西村寿行【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 徳間書店(2018/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784195877708

ファイル: /

内容説明

黄泉国もしょせんは幻戯、釈迦が仏教哲理を駆使して支配する異次元世界にすぎぬ――劫河に在るという地蔵菩薩の加護に賭けた西村は、猜疑と狂気、恐慌と日和見に明け暮れる編集者たちを糾合、遂に軍団を結び、冥府中枢への攻撃を画策。地獄を乗っ取ろうというのだ。鬼あり、奪衣婆あり、幻術吏あり。珍獣、珍酒限りなし。絢爛たる地獄図会の中、二十二人の妄者は嬉々として迷走していく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kouro-hou

24
1982年「SFアドベンチャー」誌の連載の後半戦。多数決をするにも「人数は徳間書店が多いが、講談社と光文社は親子だから奴ら同盟組むだろう」なんて言ってるおっさん揃いの文系編集者他約20名が曲りなりにも冥府の軍勢と戦えるのは、寿行先生に間接的にチート能力が付いているからw 先生に加勢する愛犬ちー子(数年前に死去)は紀州犬とはいえサラメーヤの犬と互角に戦うのだ。ヲヲw 上巻は一進一退であまり話は進まないが、下巻は巻きが入ったのか急ピッチ。ラスボスの扱いはあんまりと言えばあんまり。おまけで登場人物の座談会付きw2019/03/01

三柴ゆよし

1
小説家西村寿行率いる編集者軍団はいよいよ冥府との全面戦争へ。地獄とは釈迦の陰謀である。美女は奴隷に、残りは屠殺。亡者から搾取したエネルギーのうえに、醜怪な老人どもがあぐらをかいている。許すまじ。釈迦と閻魔をぶち殺し、地獄を楽土に変えるのだ。筒井康隆が裸足で逃げだすドタバタ劇。本編も凄まじいが、巻末、「地獄」出演者による座談会とか、あまりの内輪ネタっぷりに泣けてくる。もっと評価されるべき怪作。滅茶苦茶におもしろい。2010/07/19

sumjin

0
冥界では、先住民である鬼が、釈迦や閻魔が支配する冥府と戦っていた。日本の仏教冥府は、キリスト冥府やドイツ、フランスなどへ侵略していた。これをよく思わない冥界の支配者虚空地蔵は、寿行達と鬼達に手を組ませ、冥府に攻め込ませる。下巻の巻末の座談会に、寿行と、一緒に三途の川を渡った編集者達が写真付きで登場している。それを一読後、もう一度読み直すのも面白い。2012/06/09

毒モナカジャンボ

0
西村寿行自身が積み重ねてきた読み捨て本を裏返す。亡者と一編集者のロマンスや閻魔の描写が多少はあるものの、性行為のシーンは奪衣婆や鬼たち、尻植物などがメインで滑稽ですらあり、主要登場人物たちは性行為を回避させられ続ける。仏教冥府はたしかに破壊されたかもしれないが、スクリーンで西村軍団の醜い権力闘争を見る二人の視線を考えると、果たしてこれは反仏教、反宗教小説なのか?という気がしてくる。『薔薇の名前』にもあったが宗教の厳粛性が最も恐れるのは笑いであり、ここには野放図な楽屋ネタが散りばめられ、笑いは止まらない。2021/08/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/132320
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす