ハヤカワ文庫JA<br> UMAハンター馬子 完全版1

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ハヤカワ文庫JA
UMAハンター馬子 完全版1

  • 著者名:田中啓文【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 早川書房(2017/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150307806

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内容説明

どケチでど派手、傲慢かつ淫乱な“大阪のおばはん”蘇我家馬子。伝統芸能“おんびき祭文”の語り部たる彼女と弟子イルカの巡業先には、なぜかUMA(未知生物)と不老不死の伝説、そして謎の男・山野千太郎の影がつきまとう。ネッシー、ツチノコ、雪男―驚異の民俗学的知識と珍推理によってUMAの正体を暴いていく馬子であったが、そこには隠された真の目的があった……伝説の珍伝綺シリーズ完全版、全2巻にて登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miroku

21
マニアックにオカルティックにしょうもない♪2017/10/25

おすし

20
ド派手メイクにヒョウ柄ファッション、がめつく図々しいといういかにもステレオタイプ的大阪のオバハン曽我家馬子(そがのやうまこ)と弟子の少女イルカ。科学的な事とかを駆使してUMAの正体を暴く!のかなと思ったけど違った。だいぶ不思議現象ありきでお話は進んでいくのでそんなんあり~(笑)と思わなくもないオチだったりするけど、謎多きオバハン馬子何者?!そしてイルカちゃん健気すぎて吐きそう。伝奇好きにはたまらん薀蓄てんこ盛り。で最終話のUMAの正体は明かされないまま次巻へ続く…って気になりすぎるだろ~おもしろ!2023/09/29

ぜんこう

13
「こなもん屋うま子」の馬子さんとイルカちゃんのルーツを求めて借りました。馬子さんのキャラが強烈すぎ〜・・・イルカちゃんへの理不尽さも、えげつない色気も。でも、面白い(^^) UMA(未知生物)のいるところに訪れつつも馬子さんの目的は何なのか?2巻に続く・・・ 解説の「国産怪獣小説の系譜」はよくまとめてあるけど、きっと馬子さんなら「ふ〜ん」と興味ない返事で終わりそう(笑)2014/08/24

目黒乱

10
おんびき祭文という伝統芸能を継承する大阪のオバハン蘇我家馬子とその弟子イルカ。馬子は不老不死を求めてド田舎をまわり、UMAと遭遇する。イルカが師匠に絶対服従で、どんな命令でも聞くという設定があると、イルカに無茶をさせられるので、おもしろい。2015/02/25

harukawani

7
ひそかに続けてる干支本積読消化作戦も”ラビット”から始めて4冊目。超強烈なキャラの大阪のオバハン馬子が、弟子のイルカを連れて日本各地のUMAを探す話。怪獣が出てくるギャグSF伝奇ミステリーです。結構しっかりミステリーなのが意外。さて、どう完結するのかな?2017/10/22

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