気まぐれ消費者 最高の体験と利便性を探求するデジタル時代の成長戦略

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader

気まぐれ消費者 最高の体験と利便性を探求するデジタル時代の成長戦略

  • ISBN:9784822255305

ファイル: /

内容説明

神出鬼没で実体の見えない消費者を獲得せよ!
ブランドへの忠誠心が低い、デジタルを駆使して情報を収集する、移り気だが気に入った製品・サービスは積極的に広める――神出鬼没で気まぐれ、つかみどころがない「液状消費者」。
そんな新時代の消費者が市場を圧倒し、今後の消費動向のカギを握る。「液状消費者」の行動特性・心理特性を深く捉え、企業経営やブランディングに及ぼす影響・対応を提言。
なかでも特徴的な日本の「液状消費者」と対峙するための考察を追加章として収録。

激変する「消費者主役」のデジタル時代を生き抜く指南書
――水野明人氏(ミズノ代表取締役社長)
「液状化する消費者」を捉えた企業が市場を制する。そのヒントが詰まった必読書
――泉谷直木氏(アサヒグループホールディングス代表取締役会長兼CEO)

日本での消費者動向や企業事例を考察した特別章を収録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

14
これまではいいものを作れば売れていた時代ですが、今はモノにコトがつかないと売れない、といっていいのではないでしょうか。コトとは、具体的には経験やストーリーといった、製品を購入することでユーザ個人に帰属する新たな付加価値、とでも言えばいいでしょうか。例えば、ナイキやアンダーアーマーなど、スポーツ用品を買ってトレーニングした結果をサーバで収集して、トレーニングの経過が見れることで自分の成長を感じることができます。そしてあるべき自分の姿をオーバーラップさせることが、具体的な経験と言えます。2020/10/18

GASHOW

3
ユニクロは、オーストラリアの店舗ではセンサーで消費者の脳の電気的な活動を20秒に1回計測し、消費者の脳が「興味」「好き」「集中」「眠け」判断して、自社のTシャツと関連付けをしているという。P103-104。オーストラリアは、個人情報法が包括法ではないから、出来ている?のかもしれない。気まぐれ消費者を捉えるITは進んでいる。日本でやっているかどうかわからないが、やっていたら大問題になるだろう。2019/05/23

christinayan01

0
アクセンチュアレポート。この本もカスタマージャーニーをキーワードにして、ユーザーを液状消費者と読んでいるがいいネーミングに思う。内容としてはよくある内容なのでこの本である必要はないけど文章構成が個人的に好き。もうトライアンドエラーしまくって、データ集めまくるしかないのよね。やらないと始まらない。2022/01/12

SQT

0
消費財メーカーの商品の質の向上→顧客は液状化(すぐに他社商品に乗り換えられる)。企業はどう対応していくべきか?→顧客のニーズに即座に対応できるように消費財メーカーと小売店の距離を近づける(ex)営業担当が決まった日に店舗に行くのではなく、デジタルで管理し店舗側から発注(←普通じゃないの?)、ライフタイムバリュー(という言葉を使ってないが)を意識(消費財の定期便、商品の前後に使われる商品をまとめて提供してプラットフォームを形成。また企業側は改革・再投資(デジタル)にコンシャスに。日本は液状化遅れ→反動に注意2018/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12222702
  • ご注意事項