インダストリーX.0 製造業の「デジタル価値」実現戦略

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インダストリーX.0 製造業の「デジタル価値」実現戦略

  • ISBN:9784822255329

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内容説明

製造業が直面するデジタル革命に乗り遅れるな!

今後わずか数年のうちに、私たちは21世紀の最初の20年が「製品の終わり」の時代であったと認識するだろう。モノというハードウェアはソフトウェアの入れ物となり、つながる機能を持ち、ネットを介して「新たな価値」を生み出す。
進化したデジタル技術が切り開く新たな世界では、消費者は単に製品を購入するのではなく、ハードウェアとそれに付随するデジタルサービスによってもたらされる「アウトカム(成果)」を求めるようになる──。
すでに始まったデジタル化がもたらす製造業の破壊的変化に対応できない企業は、この先、確実に衰退していくだろう。IIoT、プラットフォーム、エコシステム、コネクテッド・スマートプロダクト、AI、コボット、XaaS、コグニティブ・コンピューティング、ビッグデータ……。
製造業は生き残りをかけて、これらの新しい仕組みやデジタルテクノロジーを経営に取り入れていかなければならない。しかし、どこからどう手をつけていけばよいのだろうか?
本書は、製造業のデジタル化が「なぜ」起こるかという論点だけでなく、類書では見逃されがちな、個々の企業が「どのように」デジタル化を進めるべきかに重点を置く。豊富な具体事例や事業シミュレーションをもとに、製造業のデジタル化のステップを細かく検討して、さまざなまデジタル技術を最大限に活用する方法を実践的に解説する。
さらに、日本語版向けに、第11章「インダストリーX・0の世界観と日本企業への提言」を収載し、日本企業の実情に合ったデジタル化戦略を解説する。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

33
2017年刊行の書籍ではありますが、製造業の進化という面で今でも参考となる点ある一冊。ここで書かれているものの中で4年半で実現し始めているものもあるので、実現可否の理由と含めて考察するのも学びとなりそうだと感じました。2022/02/11

Kentaro

18
マイクロソフトの認識ソフトウェアと人工知能を搭載した鏡も興味深い。店舗にその鏡を置き、鏡に映った客の体の動きからその客が購入する確率を判定、世の中のトレンドをアルゴリズムで分析しその結果を本やテレビ番組の制作に活用することが可能だ。自律型エコノミーでは、企業は自律的に需要を分析し必要とされるサービスを顧客に提供する。現場に配置されたセンサーから収集されるデータをアルゴリズムで処理し顧客自身が気づいていない需要を見つけ出す。企業は、顧客の需要を常にくみ取る関係性を構築し、パーソナライズすることが必須となる。2019/04/05

おくてつ

4
日経BPのどこかのサイトに取り上げられているのを見て、気になった本。 アクセンチュアの人が産業のモノのインターネット、IIoTについて書いたもの。 やらなきゃダメ。やるならとことん。 日本語版だけを意識して書かれた本ではないので、取り上げられている事例が海外企業だったりするので、ピンと来なかったりするところもあったけど、競争相手は世界中なんだから、そんなことも言っていられないか。2018/03/29

westwing

3
ドイツ発祥のインダストリー4.0。モノ売りからコト売りへ。これを支えるデジタルネイティブとデジタル技術。様子見企業は淘汰される。IOTを生産性向上わ業務改革のなど内部への視点だけではない。ユーザーエクスペリエンスをデジタル化し、ネットワークを通じたサービス=コト、という価値を、いち早く、オープンイノベーションにより提供できる仕組みを持つ企業が生き残る。AirbnbやUberなど、自ら資産=モノを持たず、限界費用ゼロの世界で価値を提供し、業界トップクラスに登り詰める企業がこれからは覇権を握る。2018/01/27

Iron Patriot

3
IIoT(インダストリアルIoT)について。 小さく始めて試行錯誤する、ただ闇雲ではなくロードマップを持って実施するということ。 それに伴う資料、図は豊富なので、所々参考にするような使い方が良いかもしれない。2017/09/01

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