SB新書<br> 人生100年時代のお金の不安がなくなる話

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SB新書
人生100年時代のお金の不安がなくなる話

  • ISBN:9784797390599

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内容説明

●日本の政策通であり経済学の人気講師である竹中平蔵先生と、
ビジネスパーソンから若い人まで人気の出口治明社長が、未来について語る

日本の政策ブレーンである竹中平蔵先生と、ビジネスパーソンに人気の出口治明社長が初対談。
AI、年金問題、老後不安など、問題山積の世の中ですが、私たちの考える心配のほとんどは、
実は意味のないこと。
悩みが吹き飛び、今の社会の真の問題をあぶりだすお二人の提案をまとめます。

●「老後貧乏」はありえない、老人ホームはサッカー場に! 意外な論点で未来の不安がなくなる!

・「毎年県が1つなくなるのに働き口がない(お金がない)なんてありえない」「不安は、経済が成長するから起こる」など、
お二人の論理的なお話は「確かに!」と不安を払しょくしてしまうもの。
また、「老人ホームは、歌舞伎町・サッカー場・大学に建てるべき」など、一見とんだアイデアも、お二人にかかれば、本当に理にかなったアイデアであり、未来を明るくします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつのすけ

51
我々庶民とは考え方が異なると感じた。例えば、竹中さんは「今の若い人も将来が不安だ。自分の年金が不安だと思うなら、個人年金に入ればいい。」と述べているが、それなら公的年金の保険料を強制的に徴収するのをやめていただきたい。そうすれば、個人年金の保険料を捻出できる。また、副業・兼業についても、企業側は、労働者の健康管理ができないことが問題だと考えているのだが、違う考えのようだ。企業に安全配慮義務を負わせないと言い切れば、企業側の懸念は解消されると考える。全体的に、庶民とは発想が違うんだと感じる内容であった。2020/07/10

レモン

42
出口さんは好きだし、見識あるお二人の解決策に納得するものもあるが、そのゆとりある立場だから言えると感じるものもあった。将来年金が貰えるか不安なら個人年金に入ればいいと言うが、社会保険料引かれてさらに個人年金費用を捻出するのも苦しい人はたくさんいる。定年制度をなくすのは大枠では賛成だが、その分昇進・昇給の可能性も低くなる。起業して成功することだけに若者の未来を絞っているけど、成功する人はごく少数に限られる。それ以外の凡人は喘いでいればいいのか。そろそろ違うテーマで、楽しい本を読もう。2022/07/14

清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

32
やりたい事があれば、全部やれば良い。自分も含めて人は思ってる以上に暇なんだな。たとえ道半ばに死んでも、その現場でバタンキューなら、そりゃ〜本望だね。例えば好きな書籍を読んでる時とか2020/02/21

Taka

15
忘れて再読。興味が変わっていないのである。竹中さんは自助努力必須の心底小さい政府派ということが伝わってくる。最後のページに含蓄が。謙抑とはへりくだって控えめにすること。刑法を学ぶ人は謙虚であるべき。お金もジャーナリズムも力を持った人が謙抑的でなければ、世の中はうまく回らない。中曽根康弘曰く、竹中さん、あなたの政策は多分正しいと思う。ただしこういう時にはあなたの得が問われるね。4年前の自分と変わったのは積立して将来の備えで少し安心できていること。また同じ本を手に取った時私は何が変わっているだろうか2023/09/15

bonbon99

10
若い人に読んでもらいたい勇気の出る本でした。経済学者と経営者の2人の対談形式でしたが、とてもわかりやすくて、アイデアの宝庫といった感じでした。2018/03/06

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