内容説明
「小説家になろう! 」で部門別ランキング第1位! (その他部門の総合評価にて)
異世界に転生した冒険者の視点から、経営のコツとビジネススキルが学べる、異色のビジネスライトノベル。
「もう、冒険者やめたほうがいいんじゃないですか?」膝のけがをきっかけに、仲間から解雇通告を受け、パーティーを解雇になった、30歳手前の転移者、ケンジ。現世では経営コンサルタントとして活躍していたケンジはこれをきっかけに、冒険者を支援する「コンサルタント」として生きていくことになる。ケンジに思いを寄せる赤毛のアーチャー・サラ、「剣牙の兵団」の美麗なる団長・ジルボアらと出会いの中で、ケンジは現世で培ったビジネススキルを駆使しながら、出世を果たしていく。そして、あるとき「冒険者のための靴」の開発を決意し、起業するのだが――。中世テイストのファンタジーストーリーの中で、わかりやすく自然にビジネスハウツーも学べる、異色のビジネスライトノベル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
28
ラノベかと思ったらまさかのビジネス指南書だった。しかもストーリーはありがちとはいえきちんと読めるし実世界への置き換えも完璧で、世の中のことなーんにも知らないけど起業したいとか社内で一目置かれたいなんて人にはすごく親切でわかりやすい作りになってる。おいおいこの本、この感じの売り方じゃ本当に必要としてる人には届かないんじゃないか？ちょっとそこんとこちゃんとコンサルしてやれや。と一言言いたくもなるけどこれはなかなか優秀なビジネス本。2018/10/09
すがやん
24
ビジネス書に並ぶラノベという異色さに惹かれて。学生でも気軽に読めてわかりやすいのは、かなりファンタジーなストーリーだからかな。読み物としては面白いと思う。2017/07/19
toshi
12
大評判となった「もしドラ」と同じく、小説を読むと自然とマネージメントが身に付く仕掛けになっている。ただし「もしドラ」の誰でも知ってる高校野球の世界と違って、ファンタジーの架空の世界が舞台なので状況が分かるまでは物語に付いていけない。世界を支配している貴族と搾取される冒険者達の街。そこに何故か（理由は明かされていない）現代の日本から転移した主人公のケンジ。異世界で冒険者となったケンジが足のけがでクビになってしまうところから物語が始まる。（→続く）2017/09/15
スプリント
11
いわゆる、異世界転生ものにビジネス指南書をプラスした感じです。現代社会の仕組みを少しずつ教えていく展開はまおゆう魔王勇者に似たテイストですが、その規模が小さい版ですかね。 どこまで成り上がれるのか続きが読んでみたいです。2020/05/14
rosetta
11
★★★★☆失礼ながら読む前には大した本じゃなかろうと舐めていた。スミマセンでした！ちょこっと小説っぽい部分があって後はガラッとビジネスの話と、取って付けたような本かと。ちゃんと小説になっていて、大事な部分がゴシックで強調されていたり節ごとの纏めのコラムがなければビジネスの話とは気がつかないほど。魔法と魔物が普通に存在するRPGの世 界に飛ばされた主人公って設定はラノベにありがちだけど、飛ばされた背景や知らない世界での戸惑いは省いて、この世界で５年目、怪我で冒険者を引退するところから始まるので物語がサクサク2017/11/04
