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内容説明
小学生の頃から全国レベルで活躍した少年は、1983年1月のサッカー全国高校選手権で圧倒的な存在感を示し、人気漫画「オフサイド」のモデルとなった。だが、その8ヵ月後、事故で下半身不随になり、欧州でプロになるという夢を奪われてしまう。どん底まで突き落とされた彼を絶望の淵から立ち上がらせ、世界初の車いすのプロサッカー監督にしたのは、おおらかで強靭な愛の力だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひで
2
僕らが中学生の頃、天才ドリブラーと呼ばれた羽中田昌さんの物語。というより韮崎、東京、北京、バルセロナ、高松、奈良と様々な場所で戦う羽中田夫妻物語でした。題名に納得です。2017/06/11
SU
1
羽田中さんも凄いが、奥様はもっと凄い。勇気を貰えます。2018/04/19
Mimuchi
0
同世代、涙と愛に満ちた物語です。2017/05/31
すすき
0
正月の選手権大会に4年連続ベスト4、うち3回準優勝と輝かしい時代の韮崎高校サッカー部で3年間国立競技場でプレーした羽中田さん。その後交通事故で車イス生活となってしまったが、それでもプロチームの監督を目指した実録。先の見えない中でもポジティブな生き方を貫く姿、それを支える家族、多くのサッカー関係者の支援。車イス監督は知っていましたが、そこまでの物語はじめて知りました。 同じ高校の卒業生として誇りに思います。2019/02/02
多治見忠
0
一人のサッカー選手の生き様から、たくさんのことを学びました。 人生は人と人の繋がりであり、諦めない夢を持ち続けた人が夢を叶えていくということを改めて感じました。 9月に本人に会えることになるので、とても楽しみです。2018/06/20