日本経済新聞出版<br> 人事と組織の経済学・実践編

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日本経済新聞出版
人事と組織の経済学・実践編

  • ISBN:9784532134709

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内容説明

◆本書は1998年9月に刊行した『人事と組織の経済学』を発展的に改定した新版の翻訳。前著は「人事経済学」という新しい分野を確立し、学界のみならず政界からも高く評価された。本書は企業社会における実践編として広く応用されることを目的に、一般のビジネスパーソンに十分理解できる平易な内容になっている。

◆社員の採用から教育、解雇、職務設計、昇進システム、人事考課、報酬や社内イノベーションまで、人事関連の諸問題を経済理論と実際のケーススタディーをうまく取り混ぜて解説し、合理的な手法とは何かを示唆するきわめてユニークな著作。共著者としてシカゴ大ビジネススクールの泰斗マイケル・ギブス教授を迎え、経営学のアプローチと実際のケース(実証例)を充実させた、層の厚い内容。

◆本書の内容の一部(たとえば成果主義、インセンティブなど)を扱って解説した本は経営書の中にいくつか散見されるが、人事分野の総体をまとめて解説したものは見当たらない。

◆監訳者の樋口氏は日本における人事経済学のエキスパート。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mc6ρ助

3
『残念ながら、経営陣の報酬が最適とならない重要な理由がいくつか存在する。企業の下層の従業員 とは異なり、CEO に対する監視の目は限られている。(p402)』新自由主義の経済学者からみてもこうなんだから、相当やりたい放題なのだろう。これは分配の問題、ピケティさんたちの憂慮する再分配以前のお話だ。やたら分厚いのだが、経済学から読み解く人事と組織、読み物として読める立場としてはとてもとても面白いものでありました。2017/08/01

Fred

0
HRMを経済学のツールを使って読み解くための教科書。実践編というだけあって事例(応用例)が豊富である。経営や人事に土地勘があれば読み解けるでしょう2022/03/28

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