山と溪谷社<br> アドベンチャーレースに生きる!

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山と溪谷社
アドベンチャーレースに生きる!

  • 著者名:田中正人/田中陽希
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 山と溪谷社(2017/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635171892

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内容説明

“日本百名山ひと筆書き”田中陽希が人生を捧げる世界とは?

日本最強のアドベンチャーレースチーム「EAST WIND(イーストウインド)」レースの国内第一人者で、チーム現キャプテン田中正人が創設、20年の歳月をかけ育てあげた。
チームのエースで次期キャプテンとしての活躍が期待される田中陽希。
「日本百名山ひと筆書き」の挑戦がTVで放映され、その名は知れわたった。
知名度が増し、今イーストウインドの活躍も注目されている。

なぜ彼らは世界のフィールドで結果を出し続けるのか。
極限の状況でも安定したパフォーマンスを出せるのか。

彼らの強さの核心は身体能力でも技術力でもなくチームワークにある。
躍動する最強チームの精神と勝利のために築いてきた歴史を、チームの未来を背負う田中陽希と、不動のリーダーでパイオニアの田中正人が書下ろす。
また過去にチームに所属した海洋冒険家白石康次郎、トライアスリート白戸太朗、トレイルランナー石川弘樹等スポーツ界のビッグネームも、イーストウインド愛を語ってくれた。

第一章 田中陽希 アドベンチャーレーサーとしての僕の道
白銀の世界から飛び込んだアドベンチャーレース/あの頃、誰かのせいにしていた弱い自分/もっと強くなりたい! 世界の果てから、日本百名山の旅へ/非日常が日常化していく、日本二百名山への挑戦/人との出会いが教えてくれた大切なこと/イーストウインド、次期リーダーとしての決意

第二章 田中正人 人生すべてをアドベンチャーレースに捧げて
研究者からプロ・アドベンチャーレーサーへの転身/極貧時代を共に過ごした仲間たち/「パンの耳では子どもは育たんぞ!」/衝撃が走ったメンバーからのひと言 /世界で勝つため、真のリーダーを目指す/レースは予想外の出来事の連続/僕らを支えてくれる人たち/「弱い人を引き上げる」チームワークの方程式/陽希の弱さと強さ

第三章 仲間たちが語る 自分にとってのイーストウインド
イーストウインド参戦レース一覧
白石康次郎:イーストウインドは僕の青春だった
白戸太朗:本音でぶつかりあった仲間
石川弘樹:田中正人から学んだ競技者としての姿勢
平賀 淳:生きるべき道が見えた場所
駒井研二:アスリートカムで活きるレース経験
佐藤佳幸:言葉がなくても、わかり合える瞬間がある
和木香織利:大きな確執を乗り越え最高のチームが生まれた
西井万智子:見たことのない世界で知らない自分と出会う
竹内靖恵:妻から見たイーストウインド〈手記〉

第四章 田中陽希 現在地を知り、未来の道をつくる
山北が離れ、新たなチーム編成に/『2016年オーストラリア世界選手権』への始動/課題のひとつはパドリング/レース中の「睡眠」をどうとらえるか/イーストウインドのこれから

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

29
先月大好きな番組「クレイジージャーニー」でやったアドベンチャーレースの回があまりにも面白かったので読んでみた。トライアスロンとかトレイルランとかでさえよくやるわーこんな過酷な競技をと思ってたけど、アドベンチャーレースのムチャさ加減ときたら! 手付かずの大自然のなか何百キロをほぼ寝ないで数日間走って自転車漕いでカヌー漕いでって! みんななに考えてんのー。人って面白いなー。番組で垣間見たチーム内の人間関係が本で読むとさらに楽しい。W田中クレイジーだわー(モチロンいい意味で)。2017/04/14

ichi

22
アドベンチャーレーサーの田中正人さん、田中陽希さんの内面を成長させていきたい。という正直な気持ちが描かれていて、自分もラクして逃げていては何も成長できないだろう。と気づかせていただきました。百名山・二百名山ひと筆書きを制覇し、物寂しく感じていましたが、2018年以降300名山に挑戦するそうで、すごく楽しみです!!今後のチームイーストウインドの活躍と300名山挑戦を通しての陽希さんのさらなる成長を期待です。2017/02/25

Sakie

13
「イーストウインドは田中塾」。アドベンチャーレースチーム“イーストウインド”の成り立ちがよくわかる。中でも田中正人は、テレビの放映の中で「人じゃない」とさえ感じる言動をとるが、理系脳の彼も彼なりに悩み、ビジネス書を読み、気を使って発言しているらしいとわかって納得した。3百名山の放映で田中陽希が「まだ戻らないよー」といったような発言をしていた意味合いも、これを読んだ後ではニュアンスがくみ取れる。レースやチャレンジに同行するカメラマンの存在感は大きい。レーサーと同程度の身体能力を持ってないとそら無理やわな。2020/03/19

ココアにんにく

3
自身を省みるきっかけが沢山ある本でした。レース歴を誇る内容ではなく、チームの協調や反発、自身の葛藤などが実直に書かれていました。陽希さんの章では気持ちの持ち方を、田中さんの章では競技のパイオニアとしての苦悩やチームワークなどを学びました。あと準備の大切さも実感。「百名山」はNHKの企画に陽希さんが乗ったと思っていました。全く逆だった。仲間たちの話も興味大。アドベンチャーレースを見るのが更に楽しくなります。田中さんとスーさんの出会いが印象的。陽希さんのおどけた写真は爆笑!周囲の協力、中でも小橋氏の存在が大。2017/07/10

RuiRui

2
テレビやSNSでちょっと見るぐらいではわかり得ないような、フンイキがわかったのは良かったかな。2020/01/24

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