山と溪谷社<br> ときめく花図鑑

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山と溪谷社
ときめく花図鑑

  • ISBN:9784635202343

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内容説明

大人気、ときめく図鑑Book for Discoveryシリーズに「お花」が登場!
春夏秋冬の移り変わりとともに、色とりどりの美しさを見せる日本の花。
本書では、野生・園芸にかかわらず人の文化とともに、人のそばで咲いてきた花に登場してもらっています。その舞台となるのは古都、京都です。

<目次>
花の記憶
花に恋して1万年/人と花とおもかげと/花の平安ファッション/古都、京都

Story2
花の物語
ようこそ花々の園へ/つなぐもの/図鑑(春夏秋冬)/京都花マップ/
コラム 「いいな」をつくる

Story3
花の生態学
海から陸へ/すれ違いの恋人たち/花の駆け引き/カラフルが世界を救う/
コラム 花粉のミニマルデザイン

Story4
華麗なるバラの世界
梅の恋うた/さくら対談(第16代佐野藤右衞門さんと)/バラのお話
(Greek, Rome, Secret, Josephine)/コラム 続・バラのお話 モダンローズ

Story5
そして人は花を
茶花の伝言/ベニシアさんの庭/花と香りのアラビアンナイト/夢を見る花たちへ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

159
京都に咲くときめく花図鑑。お洒落で麗らかな写真の数々。四季折々の花をめぐります。昔から人のそばには花がある。食べる、癒す、香る、染める、育てる。春の窓辺に浮かぶ桃花の映えを思い出す。"小手毬の花の重みに風ゆられしなやかな枝八重の鈴懸け""星屑の雫消えゆく藍色の紫陽の花ひら水面に眠る"…気づけばそこに彼岸花。秋桜の空に心ゆらぎ、紫苑は君を忘れない。満月の夜を待つススキは穂を広げ、冬の便りに山茶花は涙を落とす。花弁一枚また一枚と散る姿を見つめ、時の流れに何想う。限りある命の最も美しい瞬間に花物語は生まれます。2022/09/10

kinkin

83
日本の四季を代表し人の文化とともに、人のそばで咲いてきた花が解説とともに紹介されている。うちの周辺を見ても雑草、園芸種、野菜を問わず実に多くの花があることに気づく。日本は真冬の一時期を別にすれば一年中楽しむことが出来る。すこしずつながら花の名前や花にまつわることを調べることにしている。図書館本2017/05/26

榊原 香織

77
コブシの白い花は一挙に咲きますね。壇ノ浦の戦いで逃れた平家の人々、熊本の山奥に隠れましたが、ある朝目覚めて、周りを源氏に囲まれたに囲まれた、と勘違いして自決してしまったそうです。コブシの花が咲いたに過ぎなかったのに。    読む図鑑っていいですね、目新しい植物はないけれど。 京都の花々。2021/10/22

あじ

55
日本の春夏秋冬は、見事な襷リレーの上で成り立っている。豪華絢爛なウェーブは一糸乱れぬチームプレーだ。本書では京の都を舞台にして写真撮影を敢行。情緒ある背景の中で、奥ゆかしく揺れ笑む華々の表情がとても美しい。花にまつわるエトセトラを聞かせながら、好奇心をくすぐってくる…ハックッション!(花粉症ではない)。桜を守り続ける16代目とのさくら対談と、ベニシアさんの庭特集に興味を持った。アヤメ・カキツバタ、ショウブ・ハナショウブ、マンリョウ・センリョウの見分け方など、(実)になる知識を一挙に習得できました。2017/04/30

ひめありす@灯れ松明の火

47
花図鑑というタイトルですが花とお喋りのイメージ。桜守さんやガーデナーさんとの対談もあって、優雅なティータイムを覗かせて頂いている気分でした。京都を舞台に色々なお花の話。何度習っても忘れてしまう、カキツバタ・アヤメ・ショウブの違い。こぶしとモクレン、さざんかと椿、シャクヤクと牡丹の違いは分かるんですけどねー。何回でも忘れてしまうんですよね。後半はちょっと植物学的な物も。お花がお喋りをする理由は結構したたか。とりあえず最初に水の中を飛び出した彼だか彼女だかは素晴らしい。どれくらいの勢いをつけて飛び出したのかな2017/08/06

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