内容説明
いじめ発生時期別「身を守る方法」伝えます。
いじめには「よくある型」があります。
学校生活の4月から3月までの、同じクラスで過ごす1年間、
人間関係が変化していくとともに、
その「いじめの型」がさまざまな形で現れてきます。
この本では、その「いじめの型」や、
「いじめっ子はどんなことを考えているのか」
「いじめが起きるまでの流れ」
など、いじめっ子側の事情を詳しく説明してあります。
「自分がターゲットとなっていじめられていると、
焦りや恐怖で周りが見えなくなります。
混乱して、『もう死ぬしかない』と考えてしまうかもしれません。
しかし、「ああ、こういうことだったのか」と理解できると、
それだけで安心します。
いじめがなぜ起きるのかが分かってくると、冷静になり余裕が出てきます。
そうすると、状況を見て、自分なりに考えて行動できるようになります」(はじめに、より)
著者にメール相談をした結果、いじめから脱出できた先輩たちの実例が毎月掲載されています。
是非、身近に置いて愛用してください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tellme0112
11
基本的には悪い人には成りたがらないので、1人では弱い。周囲の状況によって態度が変わる。人間って弱い存在何だなと気づくことができた。いじめとは違う話だが、パワーゲームのような…なにか政治的ゲームのような…そんなものを感じた。恐怖政治からいかに解放させるかみたいな。2018/11/04
てくてく
3
小学生向けに書かれているらしいが、親として読んでもなるほどという指摘が多々あって興味深かった。4月から3月までの月毎のいじめの特徴、特にいじめっ子の状況などを指摘した上で、いじめられた側が身を守るためにはどのような行動が望ましいかを具体的に書いている。男の子の方がいじめられていることについてなかなか相談しないという指摘は、昨今の性被害にもつながるようで印象に残った。2023/09/30
diet8
1
怒ると怖い先生が良い。普段優しいから怒ると効く●部活での虐めは酷くなりがちで退部を勧めるが、上手くなると虐めっ子の方がプライド傷つき辞める。虐めっ子は上達しない。欠点認めず同じミス反復●SNS虐めは証拠を記録●男子達からのからかいは無視。反応すると大喜び ● 暴力あればすぐ学校休み親に相談。確実に安全になるまで学校休め●虐められっ子を助けるためにその子にお礼の声をかける●虐めっ子はを楽しませるため●クラスがえのお願いすべき● 意図的ではなく虐めの構図ができるから善人だと思いつつ楽しめる。わざとやると悪人2019/12/08
姫ママ=^・ω・^=
0
娘読了本。特に学校で何かあったわけではないみたいだけど、興味を持ったらしく、図書館から借りて帰ってきました。2017/09/17