内容説明
歴史有名人の子孫の多くは、その生涯を知られていません。関ヶ原で散った信長の息子、父の仇討ちのために新撰組に入隊した佐久間象山の息子、孤児となった石川啄木の娘など、知られざる「子孫のその後」を追います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千木良
4
『歴史読本』による同種の本は昔からあるのだが、2017年1月の書き下ろしにしては、新しいネタがほぼほぼ無かったのは残念。紙幅の都合があるのだろうが、すべてに略系図が掲載されていると良かったのだが。2018/02/11
suzuki
1
戦国時代あたりから明治時代ぐらいまでの有名人の子孫について、事実のみを手短にさらっと紹介している本。 あまり読み応えはない。 曲直瀬道三などマニアックな人物も取り上げているが、有名人自体についての説明はほとんどなく、この人誰だっけ?と思うことしばし。 調査の難易度のせいか、新しい時代の人物ほど内容がしっかりしている。 子孫といっても、途中で血統は途絶えたりして、養子を迎えて必死に家名だけ維持しているケースが少なくなく、「家」を維持することへの執念と重みはそれとなく感じた。2019/02/17
空木
1
タイトル通りの内容でまあまあ面白かった。でも真田幸村なんて人はいなかったはずですがねえ。注釈でいいから本名書いとこうよ。2018/07/27