内容説明
「質実剛健!? 質素で淡白な将軍の献立」「ランク上位は鯨、鯉、鯛。鮪は食べ物にあらず」「グルメNO.1は光圀、胃弱なのに肉好き慶喜」「ずんだもち、鶏卵素麺……殿様が愛した名物」「和食の形式を作った饗応料理」などなど、意外と知らない将軍・大名たちの食事情に迫ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
6
各藩主が割と美食生活をエンジョイしているのに対し、変にガチガチにしきたり云々で食材を制限される将軍家の日々の食事が印象的。2019/08/09
あちこ
2
わたし用に借りた本。知らなかったことを知ることは楽しい。だからこの本も楽しかった。鹿の足で作る、鹿節が気になった。どうも鰹節みたいな出汁を取るものらしいけど…2017/09/09
takao
2
☆結構、肉食ってるな。殿さまの料理本は、研究する価値はあるかもな。 鹿肉:薄くして大根おろしの中で揉み、水でよく洗って硬く絞る。汁でも煮付けもよい。味噌付けも臭みは消える。鹿節:干し肉。2017/03/13
Lunta
1
興味ある内容で作者の知識が多いこともわかるが、内容に繰り返しが多く、特に最後の方は必要と思われる解説や注釈もない。これは作者と言うよりも編集が悪いのでは。いつもは気にしない編集者の存在、なるほどこういう場合のために必要なのか、と逆説的に納得した。2017/09/15
ごいんきょ
0
殿様の食事って質素なんですね~。 そして肉もちゃんと食ってるじゃないか。2017/04/16