山と溪谷社<br> ヤマケイ新書 山の天気にだまされるな

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山と溪谷社
ヤマケイ新書 山の天気にだまされるな

  • 著者名:猪熊隆之
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 山と溪谷社(2016/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635510196

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内容説明

山岳気象専門の気象予報士 猪熊隆之氏が、一般の天気予報だけでは防げない気象リスクについて徹底的に解説。
減災や危機管理にも通じる、遭難防止のための必読の書。

気象遭難を防げ!山岳気象専門の気象予報士が天気予報だけでは説明できない山の天気の秘密を明かす。
著者自身の長年にわたる知見から導き出される「山の天気予報」の基本と裏事情を紹介します。

今どきの天気予報はこう作られている、天気予報を鵜呑みにすると痛い目に!
予報会社によって天気予報が違うのはなぜか、ピンポイント予報の落とし穴、天気図から見た気象遭難、山と平地の天気はなぜ違うのか、気象遭難が多発する気圧配置、落雷・集中豪雨・強風・低体温症が起きやすい危険な天気図の見方、難しい予報とやさしい予報、雨の日でも楽しめるおすすめハイキング……。

こうした天気にまつわる情報をどのように山行に生かせばいいのか、自分自身が生徒を連れて登る「お天気ハイキング教室」の具体例なども参考にして、わかりやすく解説します。

◆目次
第1章 天気予報の現場
第2章 今どきの天気予報にだまされるな。
第3章 天気図から見た気象遭難
第4章 雨の日登山のすすめ
第5章 低体温症遭難を防ぐシミュレーション
第6章 増水による遭難を防ぐシミュレーション
第7章 落雷遭難を防ぐシミュレーション
第8章 突風による遭難を防ぐシミュレーション
第9章 海の天気のはなし
第10章 観天望気は山で学べ
第11章 難しい予報とやさしい予報
第12章 進化する天気予報

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨル

27
山岳気象予報士、猪熊隆之さんによる山岳遭難を防ぐための気象情報の読み方、過去の気象遭難事例を基にした具体的な対策など。登山する人には登ったことのある山の解説なんかが詳しくて参考になるんじゃないかなぁ。登山しないけど山の中に住んでる私的には、雲の気持ちを考えることで気象のダイナミックな動きが想像できるって所がワクワクします。この間、レンズ雲を見つけた時は嬉しかった~。地面も面白いけど空も見上げよう!2019/12/25

ichi

22
【図書館本】雲の動きでの天気の荒天の読み方や一番怖い雷についてがとても参考になりました。常日頃から雲を観察するクセをつけることが天気を読むチカラとなる!2017/10/10

galoisbaobab

11
夏休みに八ヶ岳(天狗岳)に登ったんだけど気象の変化で不安になることしばしば。自分の力を過信しないで登山を楽しみたいね。登山を愛する気象予報士さんが登山リスクマネジメントのカジリをナビゲートしてくれます。が、登山初心者にはいろいろ言葉がわからないので登山用語をまとめた本を読んで1/25K地図の見方的な本を読みますか。2018/08/25

やん

2
今まで読んだ登山と気象に関する本の中で、最高ランクに分かりやすくためになった一冊。気象遭難が起こりやすい天気図がいくつか紹介されているが、先日実際に似たような気圧配置になった日に、気象遭難が数件起こっていた。遭難を避けるための地形図を用いたシミュレーションや観天望気などがとても参考になる。スマホでいつでも天気予報や雨雲レーダーが確認できるようになった今はNHKラジオの気象通報を聞く人も減ってきているのかな。天気図や地形図の読解力を上げて登山計画に活かしたいと思う。2020/03/25

星辺気楽

1
山登りには観天望気が必須。 2017/03/21

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