集英社文庫<br> ホーム・スイートホーム

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集英社文庫
ホーム・スイートホーム

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 集英社(2016/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087486001

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内容説明

部長に昇進した父、専業主婦の母、しっかり者の娘二人と末っ子の一人息子。棚原家はどこにでもある平凡な一家だったが、ある日の早朝、長女の無残な姿の帰宅から、悲劇は始まる。誘拐、脅迫、殺人――「ウチには全く関係ナイ」はずの物騒な事件に次々と巻き込まれていく。平和な家庭をたちまち破滅させてしまう現代社会の落とし穴の恐ろしさを描く辛口ミステリー。家族の絆を問い直す意欲作!

目次

帰宅
末っ子

食事する女
悪い奴
仲人
誘われて
週末の家族
化かされて
企む
忍び寄る
覗き見
不吉な予感
ことば
代償
絶体絶命
重苦しい夜
失われたもの
朝の出会い
衝撃
姉と弟
裏切りの電話
写真の顔
尾行する絢子
金と金
姉の秘密・母の秘密
どたん場
恐怖の結末
背信
唇と唇
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

103
少し裕福な家庭、棚原家に次々と襲いかかる災難。強姦、誘拐、脅迫。だけどそれは家族内の問題でもあった。登場人物が多くて、誰が味方が敵かわからなくなる。でも最後が気になり読了。読了してもふーん。ってかんじだった。2019/08/18

扉のこちら側

31
初読。暴力描写は嫌だが、もっと嫌な性暴力から物語が始まって胃が痛かった。母親の借金の返済のために姉妹が犠牲になった形だが、最後まで母親はそれに気づかず、父親の浮気もなかったかのように家族の絆を前面に出した結末が納得いかない。そして性暴力の被害にあった直後の女性の姿を表紙にもってくるとは悪趣味すぎやしませんか。2013/01/27

coco夏ko10角

20
帯外したことがなかったから読メに登録したときに初めてちゃんと表紙見てちょっとドキッとした。あの場面ですね。内容は姉妹がかなりひどい目にあうからしんどかった。あとがきあるのが珍しい。2018/03/02

MIHOLO

20
謎は知りたいし、読みやすいから、半日もあれば読めちゃうけど、後味悪い。やるせない後味じゃなくて、女性の性を簡単に使っているのが、腹立たしい。しかも変にコミカルな表現に絡めてくるから、なんなんだ!て感じ。赤川次郎さんて、こんなだったっけ?残念。2016/05/27

あなご

15
ナツイチコーナーにあったので読んでみました。長女が無残な姿で帰宅したところから悲劇が始まりました。平和で平凡だった家族が誘拐、脅迫、殺人と家庭の破滅に向かっていくのが怖かったです。現代社会をテーマにした辛口ミステリーとのことですが実際自分の家族がそんなことに巻き込まれたら…と考えると恐ろしいです。タイトルはスイートなのに全然甘くなかったです。2012/07/18

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